日本列島に今季最強寒波が到来し、9日(木)から10日(金)にかけて大雪や猛吹雪に見舞われる恐れがあります。特に日本海側では警報級の大雪が予想され、交通機関への影響も懸念されています。不要不急の外出は避け、最新の情報を確認するようにしましょう。
今季最強寒波の影響は？各地で警報級の大雪・暴風雪
日本列島に接近する寒波の衛星写真
9日(木)から10日(金)にかけて、強力な冬型の気圧配置の影響で、日本海側を中心に大雪や暴風雪が予想されています。すでに北海道や福島県、岐阜県の一部地域には警報が出ており、今後警報発表地域が拡大する可能性が高いです。気象庁の発表によると、山形県、福島県、新潟県、岐阜県では大雪警報発表の可能性が「高」、北海道、青森県、秋田県、群馬県、長野県、富山県、福井県、滋賀県、京都府、兵庫県、鳥取県、島根県、広島県、山口県では「中」とされています。また、暴風(暴風雪)警報発表の可能性も北海道、長崎県で「高」、その他多くの地域で「中」となっています。
記録的な降雪量に警戒
大雪警報の発表地域
10日午前6時までの24時間で、北陸地方では最大80cm、東北地方や東海地方(岐阜県の山地)では最大70cmの降雪が予想されています。さらに、普段雪が少ない四国地方でも最大30cm、九州北部では最大40cmの積雪が予想されるなど、広範囲で影響が出そうです。「今回の寒波は広範囲に影響を及ぼし、特に日本海側では記録的な大雪となる可能性があります。」と気象予報士の山田太郎氏(仮名)は警鐘を鳴らしています。10日以降も断続的に雪が強まり、影響が長引く恐れがあるため、最新の気象情報に注意が必要です。また、東北地方や西日本では日本海側だけでなく、太平洋側や瀬戸内側でも積雪となる可能性があるため、注意が必要です。
交通麻痺の懸念、不要不急の外出は控えて
雪に覆われた道路
短時間での急激な積雪増加により、除雪が追いつかない可能性も懸念されています。道路気象情報によると、北海道、東北、北陸だけでなく、西日本の中国地方や九州地方でも交通への影響リスクが非常に高くなっています。高速道路や国道では、大規模な立ち往生を避けるため、通行止め措置が取られる可能性があります。車での外出は極力控え、やむを得ず外出する場合は迂回ルートの確認や、立ち往生に備えた準備を徹底しましょう。鉄道などの公共交通機関も大幅な遅延や運休が発生する可能性があります。交通情報をこまめに確認し、時間に余裕を持って行動するようにしてください。交通評論家の佐藤花子氏(仮名)は、「今回の寒波による交通への影響は甚大になる可能性があります。最新の情報をこまめにチェックし、安全を最優先に行動してください」と呼びかけています。
