旧正月(ソルラル)連休を前に、韓国の旅行業界が活況を呈しています。1月27日が臨時公休日に指定されたことで、最長9連休となる今年の旧正月。国内リゾートは予約で満室となり、海外旅行の予約も増加しているなど、旅行需要が急増しています。
国内リゾートは軒並み満室!人気観光地はどこ?
韓国国内のリゾート地は、すでに多くの施設で満室となっています。特に人気の高い江原道(カンウォンド)の雪岳山(ソラクサン)周辺のリゾート、例えばケンジントンリゾート雪岳バレーや雪岳ビーチなどは、旧正月連休期間中の予約がすでに全て埋まっているとのこと。釜山(プサン)、南海(ナメ)、加平(カピョン)などにリゾートを展開するアナンティも、80~90%の客室が予約済みで、2週間以内には満室になる見込みです。韓国旅行専門家のパク・ミンジュン氏(仮名)は、「雪岳山や済州島(チェジュド)といった定番の観光地に加え、近年は地方都市への旅行も人気を集めている」と指摘しています。
alt韓国、仁川国際空港の出国ロビー。旧正月連休を前に、旅行客で賑わっている。
海外旅行も復活の兆し!人気の旅行先は?
コロナ禍で停滞していた海外旅行需要も、ここにきて回復の兆しを見せています。旅行会社「本当に良い旅行」によると、旧正月連休初日3日間の予約状況は、昨年同時期の水準に達しているとのこと。さらに、予約受付期間がまだ2週間以上残っていることから、最終的には前年同期比で約20%の増加が見込まれています。人気の旅行先は、近場の日本や東南アジアに加え、ヨーロッパ方面も堅調な伸びを見せているようです。旅行業界アナリストのキム・ソヨン氏(仮名)は、「円安や東南アジア諸国の入国規制緩和などが、海外旅行需要を後押ししている」と分析しています。
航空機事故の影響は?旅行業界の対応は?
一方で、最近の航空機事故の影響もあり、旅行会社各社は慎重な姿勢を見せています。積極的なプロモーションを行うよりも、旅行商品の充実や顧客対応に注力する動きが見られます。「ハナツアー」の関係者は、「旅行需要の回復に期待しつつも、安全対策を最優先に取り組んでいきたい」と述べています。
まとめ:韓国の旧正月連休、旅行業界は活況!
今年の韓国の旧正月連休は、最大9連休となることから、国内外への旅行需要が急増しています。国内リゾートはすでに満室の施設も多く、海外旅行の予約も増加傾向にあります。航空機事故の影響など、懸念材料は残りますが、韓国旅行業界にとっては待望の特需となりそうです。
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