小倉久寛さん、70歳。俳優、タレントとして45年間第一線で活躍し続けるその秘訣とは? 2月に三宅裕司さんと共に70歳を祝うコントライブを控える小倉さんに、舞台にかける情熱、長年連れ添った妻への想い、そして人生を楽しむ秘訣を伺いました。
衰えぬ情熱と進化への挑戦
70歳を迎えてもなお、舞台で躍動する小倉さん。体力的な衰えを感じつつも、高校時代に体操で培った身体能力への誇りと、現状維持への努力を惜しみません。50歳を目前に不安を抱えた時期もあったそうですが、70歳は「ただの通過点」と語る姿からは、年齢を重ねることへのポジティブな姿勢が感じられます。
小倉久寛さんの写真
アナログ人間を自称する小倉さんは、SNSにも挑戦。進化し続ける世の中に置いていかれないように、常に新しいことに挑戦する姿勢を大切にしています。人生100年時代と言われる現代において、70歳はまだまだ通過点。小倉さんの挑戦心は、私たちに年齢に囚われず前向きに生きる勇気を与えてくれます。
夫婦円満の秘訣と感謝の心
1994年に元宝塚女優の速水溪さんと結婚し、今年で結婚30年目を迎える小倉さん。今でも夫婦仲は良好で、奥様は小倉さんの大きな支えとなっています。些細な喧嘩もあるそうですが、「大体、僕が拗ねていますね」と語る小倉さんの言葉からは、円満な夫婦関係が垣間見えます。
小倉久寛さんと奥様の結婚式の写真
結婚当初は「美女と野獣」カップルと呼ばれたそうですが、猛アタックの末に結婚に至ったというエピソードも。結婚記念日を忘れがちというお茶目な一面も明かしてくれました。家事も手伝い、感謝の気持ちを忘れないことが夫婦円満の秘訣だと語る小倉さん。夫婦間の感謝はもちろんのこと、周囲の人々への感謝も大切にしているそうです。
70歳からの生き方、そして未来へ
若い頃は「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」とプレッシャーを感じていた小倉さん。しかし、年齢を重ねるにつれて、本当にやりたいこと、やるべきことが明確になり、生きることが楽になったと語ります。多くの選択肢に悩んでいた若い頃とは違い、70歳を迎えた今、シンプルで気楽な生き方を見つけたようです。
人生の先輩である小倉さんの言葉は、私たちに多くの示唆を与えてくれます。年齢を重ねることを恐れず、常に新しいことに挑戦し、感謝の気持ちを忘れずにいること。そして、本当に大切なものに集中することで、人生はより豊かで楽しいものになるのかもしれません。2月に開催されるコントライブ「ザ・タイトルマッチ3」では、70歳を迎えた小倉さんの更なる活躍に期待が膨らみます。