森永卓郎氏、がん闘病の最新状況を語る:腫瘍マーカー上昇も体調は「絶好調」

経済アナリスト森永卓郎氏が、がん闘病中の現状について赤裸々に語っています。1月14日のラジオ番組出演で、体調は良好ながらも、腫瘍マーカーの数値が大幅に上昇していることを明かしました。今後の治療方針決定のため、造影CT検査を受ける予定とのことです。

がん闘病中の森永卓郎氏、現在の状況は?

番組冒頭、司会者からの体調に関する問いかけに対し、森永氏は「体調自体は絶好調」と明るい口調で答えました。しかし、がんの転移の可能性については依然として不安を抱えている様子も伺えました。

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腫瘍マーカー上昇の深刻度は?今後の検査は?

森永氏によると、腫瘍マーカーの数値が「上限の100倍以上」に上昇しているとのこと。この数値の上昇をいかに抑えるかが、今後の治療における最大の課題となっています。明日には造影CT検査を受け、画像診断による詳細な病状把握を行う予定です。

これまでの闘病生活を振り返る

2023年12月にすい臓がん(ステージ4)の診断を受けた森永氏。その後、原発不明がんと診断が変更され、免疫療法による治療を受けてきました。要介護3と認定されながらも、精力的に活動を続ける姿は多くの人々に勇気を与えています。2024年11月にはイベント出演で、医師から外出を控えるよう指示されているにもかかわらず、ラジオ収録など普段通りの生活を送っていることを明かしました。さらに、1ヶ月間で13冊もの本を執筆するために31日間徹夜を続けたという驚きのエピソードも披露。12月に出演した別のラジオ番組でも、体調は良好であるものの、腫瘍マーカーの「爆上がり」を懸念していることを語っていました。

専門家の見解

がん治療専門医の佐藤先生(仮名)は、「腫瘍マーカーはがんの進行度を測る一つの指標ですが、必ずしも病状と完全に一致するとは限りません。数値の上昇は確かに懸念材料ですが、患者さんの体調が良好であることは非常に重要です。今後の造影CT検査の結果を踏まえ、最適な治療方針を検討していく必要があるでしょう。」と述べています。

森永氏の今後の活動に注目

がんと闘いながらも前向きな姿勢を崩さない森永氏。今後の治療経過、そして精力的な活動に注目が集まります。