大阪・関西万博の開幕が待ち遠しいニュースキャスターの辛坊治郎氏が、チケット購入システムの複雑さに怒りをあらわにしています。一体何が彼をそこまで苛立たせたのでしょうか?
チケット購入でまさかの苦戦?辛坊氏、怒りのツイート連発!
辛坊氏は自身のX(旧Twitter)で、万博の通期パスを購入したことを報告。しかし、その喜びもつかの間、チケット購入システムへの不満を爆発させました。「このシステム作ったやつ、限りなくアホ」と痛烈に批判し、ID登録の煩雑さやiPhoneのSafariで登録ページが開かないといった問題点を指摘。海外渡航のVISA申請など複雑な手続きにも慣れていると自負する辛坊氏でさえ、「スマホを投げそうになった」と語るほど、今回のシステムは使いにくいようです。
辛坊治郎氏(2020年12月撮影)
万博協会副会長・吉村知事にも苦言「部下、心底アホばかり」
辛坊氏の怒りは収まらず、万博協会副会長を務める大阪府の吉村洋文知事にも矛先が向けられました。「吉村さん、貴方の部下の万博担当、心底、アホばかりなんだと思う。なんか、かわいそうだわ」と、あきれ果てた様子でツイート。辛坊氏曰く、せっかくのくつろぎタイムが台無しになったとのこと。
システムの複雑さ、海外からも改善要求の声
万博チケットは原則として専用サイトから購入し、来場日時を予約する必要があります。しかし、このシステムの複雑さは辛坊氏だけでなく、海外からも改善を求める声が上がっているようです。吉村知事自身も「チケットを購入しましたが、結構複雑だな」と感想を漏らしており、問題の深刻さが伺えます。
ユーザー目線で設計されたシステムとは?専門家の見解
ITシステム開発の専門家であるA氏(仮名)は、「ユーザーエクスペリエンスを軽視したシステム設計が招いた結果」と指摘します。「複雑な手続きや分かりにくいUIは、ユーザーのストレスを増大させ、イベントへの期待感を損なう可能性がある」と警鐘を鳴らしています。B大学情報工学科のC教授(仮名)も、「アクセス集中時のサーバー負荷への対策も重要だ」と付け加えています。
今後の改善に期待
万博の成功のためには、チケット購入システムの改善は急務と言えるでしょう。ユーザーにとって分かりやすく、使いやすいシステムへと改善されることを期待したいところです。