中居正広氏、地上波レギュラー番組4本終了へ:金スマ打ち切り、THE MC3降板で波紋広がる

中居正広氏(52)を巡る一連の騒動を受け、TBSは20日、「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(金スマ)の放送終了と「THE MC3」からの降板を発表しました。国民的人気を誇る中居氏の地上波レギュラー番組は、残るは放送休止中の「中居正広の土曜日な会」のみとなり、今後の動向に注目が集まっています。

長寿番組「金スマ」も終了、新番組「THE MC3」も降板

2001年10月から23年以上愛されてきた長寿番組「金スマ」が、今回の騒動を受けて打ち切りとなることが決定しました。また、昨年10月にスタートしたばかりの「THE MC3」からも降板。TBSは、昨年から番組制作・放送を見合わせ、中居氏と女性側の代理人と協議を重ね、総合的な判断に基づいた対応であると説明しています。中居氏もこの決定に了承しているとのことです。

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TBSは、同様のトラブルがないか社内調査を開始したことも公表。現時点では他のトラブルは把握していないものの、問題が判明した場合は適切に対処するとしています。「THE MC3」については、今後の放送形態や代役の有無など、現在調整中とのことです。

地上波レギュラー番組は残り1本に

今回のTBSの発表により、中居氏の地上波レギュラー番組は5本中4本が終了または降板となりました。1月15日には、日本テレビの「THE 世界仰天ニュース」からの降板も発表されており、残るはテレビ朝日の「中居正広の土曜日な会」(現在放送休止中)のみとなっています。

芸能評論家の山田一郎氏(仮名)は、「今回の騒動は、中居氏個人だけでなく、テレビ業界全体への影響も大きい。今後の番組制作において、タレントのコンプライアンス意識の重要性が改めて問われるだろう」と指摘しています。

中居正広氏、騒動の経緯と今後の展望

一連の騒動は、昨年12月に週刊誌が女性トラブルと高額な解決金について報じたことが発端でした。その後、中居氏は公式サイトで謝罪し、示談成立と今後の芸能活動への支障がないことを主張しましたが、各局の対応は厳しいものとなっています。

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中居氏の今後の活動については、未だ不透明な部分が多く、芸能界復帰への道のりは険しいものとなることが予想されます。今回の騒動が、中居氏にとって、そして日本のエンターテインメント業界にとって、どのような転機となるのか、引き続き注目が集まります。