2024年5月にSNSで突如として巻き起こった「デカ女」ブームの波に乗り、一躍脚光を浴びたインフルエンサーのミシャさん。身長182センチという恵まれた体躯を持ち、ブーツを履けば2メートルに達することもある彼女は、かつて高身長であることにコンプレックスを抱えていました。しかし、彼女が悩みを抱えていたのは身長だけではありませんでした。女性としての体型、特にバストに関するコンプレックスについても、率直な思いを明かしています。
バストへの長年の悩みと「女性らしい体」への憧れ
ミシャさんがバストへのコンプレックスを抱き始めたのは中学生の頃からでした。自身の骨格が男性っぽいと感じていたため、「男か女かわからない」と言われることが何よりも嫌だったといいます。この経験から、「女性らしい体」への強い憧れを持つようになりました。
豊胸手術を検討する以前から、彼女は様々な方法を試みていました。中学生の頃から自身でバストマッサージを行ったり、育乳に良いとされる鶏肉やナッツなどの食べ物を積極的に摂取したりしていました。また、中学生時代には豊胸を謳うサプリメントにも手を出したことがあったそうですが、「飲まない方がいいですよ」と注意を促しています。そのサプリメントは生理が止まるなどの影響があった上、効果も限定的で、胸が大きくなるというよりは張る感じだったと振り返っています。
モデル・インフルエンサーとして活動するミシャさんの写真、豊胸手術や体型へのコンプレックスについて語る
豊胸手術で得たHカップと自信
様々な試みの後、約1年半前に美容整形外科での案件を通じてシリコンによる豊胸手術を受けたことを明かしています。この手術により、彼女のバストはHカップとなりました。彼女にとって手術の目的は、単にバストを大きくすること以上に「固める」こと、つまり形を維持することでした。手術前は柔らかいバストだったため、下着を外すと形が崩れてしまうのが悩みだったといいますが、手術後は形が崩れなくなり、「私はそっちの方が好きなんで今はもうハッピーですね」と現在の状態に満足している様子です。
豊胸手術を受けたことで、自分自身に自信がついたことは大きいと語る一方で、持っていた服が着られなくなったという変化もありました。現在の心境としては、「今思えばそこまで豊胸しなくても良かった気もしてます(笑)」と、過去のコンプレックスに囚われすぎていた部分もあったかもしれないと示唆しています。
コンプレックスとの向き合い方
身長だけでなく、体型に関するコンプレックスとも真摯に向き合い、自らの選択で変化を選んだミシャさん。その経験は、多くの人が抱える体に関する悩みに寄り添い、多様な美しさの形があることを改めて認識させるものでしょう。インフルエンサーとして影響力を持つ彼女の candid な告白は、自己肯定感や美容医療への考え方など、現代社会における様々なテーマを考えるきっかけを与えてくれます。