関西テレビ大多社長、中居正広トラブルへの対応で高評価も、過去の「鈴木保奈美との不倫」が再燃

関西テレビ放送株式会社(カンテレ)の社長、大多亮氏が1月22日に行った定例会見が話題となっています。フジテレビ系列局の社長として、2023年6月に発生した中居正広氏のトラブルに関する情報開示に努め、オープンな姿勢で質疑に応じたことが高く評価されています。一方で、大多社長の過去、特に女優・鈴木保奈美さんとの関係がインターネット上で再び注目を集めているようです。

中居正広トラブルへの対応と称賛の声

大多社長は、2時間を超える会見の中で、中居氏のトラブルについて把握していた事実を認め、情報開示に積極的に取り組みました。参加媒体の制限もなく、映像中継も許可するなど、透明性の高い会見運営は、フジテレビの港浩一社長の会見とは対照的でした。このオープンな姿勢は多くの記者や視聴者から称賛され、SNS上でも好意的な意見が多く見られました。

関西テレビ社長、大多亮氏の記者会見の様子関西テレビ社長、大多亮氏の記者会見の様子

過去の不倫騒動が再燃

しかし、会見の反響はそれだけではありませんでした。大多社長の過去、特に女優の鈴木保奈美さんとの不倫疑惑が、インターネット上で再び取り沙汰される事態となっています。X(旧Twitter)では、「大多社長と鈴木保奈美の不倫」といったワードがトレンド入りし、過去の出来事を振り返る投稿が多く見られました。

ドラマプロデューサーとしての輝かしい実績と影の部分

大多社長は、1981年にフジテレビに入社後、数々の人気ドラマを手がけた敏腕プロデューサーとして知られています。『東京ラブストーリー』『101回目のプロポーズ』『愛という名のもとに』『ひとつ屋根の下』など、社会現象を巻き起こした名作ドラマを多数プロデュースし、「トレンディドラマの立役者」と称されるほどの実績を誇ります。しかし、1996年に出版した自著『ヒットマン―テレビで夢を売る男』の中で、鈴木保奈美さんとの関係をにおわせる記述があり、当時大きな話題となりました。

大多亮氏がプロデュースしたドラマ「東京ラブストーリー」のワンシーン大多亮氏がプロデュースしたドラマ「東京ラブストーリー」のワンシーン

今回の会見を受け、著名な芸能評論家であるA氏は、「大多社長の今回の対応は高く評価できるものの、過去の不倫騒動が再燃したことは、少なからずイメージダウンにつながる可能性がある」と指摘しています。また、B氏(テレビ局関係者)は、「芸能界との適切な距離感の維持は、テレビ局にとって常に重要な課題。今回の件は、改めてその重要性を認識させる契機となるだろう」と述べています。

今後の対応に注目が集まる

中居正広氏のトラブルに関する情報開示に真摯に取り組む姿勢を見せた大多社長。しかし、過去の不倫疑惑が再燃したことで、今後の対応に注目が集まっています。社長として、そしてテレビ業界の重鎮として、どのような舵取りを見せるのか、引き続き関心を集めそうです。