「情報漏洩したら訴える」と恫喝…各局に報道されなかった「フジテレビ社員説明会」の“トンデモ中身”


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「労働組合への加入者は、わずか数日で80人から500人以上に激増しました。社員たちは爆発寸前です」(フジ中堅社員)

フジテレビ労組の要求もあり、1月23日に社内スタジオで港社長と嘉納修治会長による社員説明会が開かれた。会場には500人超が詰めかけ、社内配信を含め社員の90%を超える1100人が参加した。

社員説明会は取材NGだったが、その重要性からフジのニュース番組「イット!」がレポートを行うなど、一部内容が明るみに出た。だがしかしーー実はこの説明会で、どのメディアも触れなかった“トンデモ”な説明があった。

「冒頭30分は港社長と嘉納会長による経緯説明と謝罪で、その後、質疑応答に移りました。社員たちの緊迫感はすごかった。『あんな会見をしたのは報道機関として自殺行為』と指摘する記者や『ロケの協力がキャンセルされて撮影が進まない』と嘆くドラマプロデューサー、『子どもが学校でいじめられている』と涙ながらに訴える女性社員も。だが、港社長と嘉納会長は『本当にすみません』と通り一遍の謝罪をするだけで、具体策は提示せず、質問にものらりくらりと答えるばかり。

さすがに業を煮やした社員が『今、この間にも何百億って金が吹っ飛んでるんですよ』『我々は家族を養わなくてはならない、生きるか死ぬかの話をしてるんですよ!』と怒りが爆発。ついには日枝久相談役(87)も含めた全取締役、役員の退陣を求める声が上がり、会場は大きな拍手に包まれました」

そんな中、一人の社員の発言で、会場の空気感が一変した。

「法務担当の社員が『会社法も知らないくせに不用意に発言をするな』『情報漏洩したら訴える』と社員に警告したのです。その発言を聞いても、経営陣はただ黙っていた。どんな意見を言うのも自由なはずなんですけど、この会社の“闇”を感じました…」

その後、社員たちはトーンダウン。そして、騒動の発端となった飲み会問題についての、港社長の発言は社員たちの信頼をさらに失わせた。

「港社長は『女子アナウンサーとの会食に関しては新たにルールを作る』というようなことを言ったんです。結局、女子アナをコンパニオン扱いしているということに根本的には変わりなく、みんな呆れました。説明会は4時間以上もやったけど、結局真相はわからなかった。わかったのは、この会社の“ヤバさ”だけだった」(若手社員)

本日、フジは臨時取締役会を開き、16時にはオープンな形で再度会見を開く予定である。ここで社員と視聴者を納得させることができるだろうかーー。

FRIDAYデジタル



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