[ソウル 28日 ロイター] – 韓国南部の釜山にある金海国際空港で28日、離陸を準備していた格安航空会社(LCC)エアプサンの旅客機で火災が発生した。乗客169人と乗員7人の全員は避難した。消防当局が明らかにした。
火災が発生した旅客機はエアバス機で、香港に向け出発する予定だった。消防によると、1人が軽傷を負い病院に搬送された。
消防によると、火災は機内で発生。韓国の聯合ニュースは、火災は機尾で始まったと報じている。
フライトレーダー24の追跡データによると、火災が発生した航空機はエアバスA321型機。エアバスは今回の事故について報告を受け、エアプサンと連絡を取り合っているとしている。
エアプサンは昨年12月に大韓航空に買収されたアシアナ航空の系列会社。
韓国では昨年12月に南西部の務安国際空港でチェジュ航空の旅客機が着陸に失敗し、乗客乗員179人が死亡する事故が起きたばかり。