フジ異例の10時間半会見で「トイレ休憩」心配の声 司会進行には「仕切り最悪」「フジ側が主催なんだから…」批判相次ぐ


【画像】フジテレビ会見に詰めかけた大勢の報道陣

 16時から深夜2時23分の約10時間半に及ぶ異例の長さとなった会見に、Xでは「トイレ休憩」「トイレ大丈夫」などのワードが「トレンド」入りする事態となった。一方で、会見の中盤で司会者が「登壇者も一時中座させていただく場合もございます」と呼びかける場面があり「フジ側が主催なんだから主導権持って休憩入れなよ」といった声も上がっている。

■会見は10時間半、16時開始で登壇者は22時に一度休憩

 会見には、港浩一社長、嘉納修治会長、遠藤龍之介副会長、フジ・メディアホールディングス(HD)の金光修社長、28日付けでフジテレビの新社長に就任する清水賢治専務が出席した。

 質問に際しては1人2問のルールが設けられたが、400名を超える報道陣から質問が絶えず続いたことから27日16時にスタートした会見は、翌28日2時23分にまで及んだ。

 開始から約6時間後となる22時頃に一度休憩を挟んだものの、登壇者らは退席することなく対応を続けた。

 こうした状況について、SNSでは「フジ会見トイレ休憩挟んであげてください」「せめてトイレ休憩くらいさせてあげろよ、非人道的すぎる」といった指摘が相次ぎ、「トイレ休憩」「トイレ大丈夫」などとする投稿が相次いだ。会見中は座りっぱなしだったことから、「エコノミークラス症候群」の心配をする投稿もあった。お笑いコンビ・とろサーモンの久保田かずのぶさんも、Xで「トイレくらい行かしてあげてくれよ」とコメントしている。

 一方で、会見の中盤では、司会のフジテレビ執行役員広報局長・上野陽一氏が「トイレ休憩等は適宜お取りください。登壇者も一時中座させていただく場合もございますので何卒ご了承ください」と呼びかける場面があった。

上野氏語る「『逃げない』『隠さない』『嘘をつかない』『丁寧な対応』『少しの心の余裕』という事を…」

 なお、フジテレビグループの「株式会社エフシージー総合研究所」ホームページ内に、24年2月28日に更新された「フジサンケイ広報フォーラム2024.1月月例会レポート『フジテレビジョンの広報体制』」というレポートがある。その中で、上野氏は「フジテレビジョンの組織体制と危機管理」をテーマに、次のように語っている。

「私自身、ライブドア事件、韓流ドラマ放送への批判、 さらにはジャニーズ問題など様々直面してきた。これらの経験から情報収集やマスコミ対策などの重要性を学んだ。その中で危機管理の要諦とも言える『逃げない』『隠さない』『嘘をつかない』『丁寧な対応』『少しの心の余裕』という事を常に肝に銘じている」



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