きょう午前、埼玉県八潮市の県道で、交差点の道路が陥没した影響で、埼玉県は、県内12の自治体に住むおよそ120万人を対象に下水道の使用を控えるよう呼びかけています。
警察などによりますと、午前10時前、八潮市緑町の県道にある「中央一丁目」の交差点で、道路が陥没しました。
陥没した穴にはダンプカー1台が落ちていて、運転手の男性1人の救出活動が陥没から8時間ほど経った現在も行われています。
埼玉県によりますと、陥没した影響で地下を通る下水管が土砂で埋まり、下水が流れない状況だということです。
そのため、県は八潮市のほか、近隣の自治体である▼さいたま市岩槻区、▼川口市、▼春日部市、▼草加市、▼越谷市、▼蓮田市、▼幸手市、▼白岡市、▼伊奈町、▼宮代町、▼杉戸町に住む、あわせておよそ120万人に洗濯や風呂などの下水道の使用を控えるよう呼びかけています。
水は流れる状態だということですが、使用を続けた場合、汚水が逆流し噴き出す可能性もあるということです。
現在、消防が男性運転手の救助活動をしていて、救助ができ次第、下水道管の確認をし復旧活動を進めるとしています。
TBSテレビ