Uber Eats配達員として頑張る皆さん、確定申告の時期がやってきましたね!確定申告、特に初めての時は少し不安に感じるかもしれません。今回は、長年配達員として活動し、ライターとしても活躍する私が、Uber Eatsの収入を確定申告でどのように証明し、スムーズに申告するかについて、分かりやすく解説します。
Uber Eats配達員の確定申告、最初の難関
私自身もUber Eats配達を始めた当初、確定申告で頭を悩ませた一人です。他の仕事では支払調書が届くのに、Uber Eatsからは何も送られてこない…一体どうすればいいの?と途方に暮れました。そこで、税務署の相談コーナーへ足を運び、担当の方とじっくり話し合ったのです。
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収入証明の鍵はスクリーンショットと通帳のコピー
税務署の方との相談の結果、Uber Eatsの収入を証明する手段として認められたのは、以下の3点でした。
- 配達員用アプリの「週ごとの収入が記録された画面のスクリーンショット」
- 年末年始にまたがる週の「日毎の収入がわかる画面のスクリーンショット」
- Uber Eatsからの振り込みが記録された通帳のコピー
正式な書類ではないものの、「収入が明確にわかれば良い」とのことで、これらの提出で無事に申告することができました。 当時、Uber Eatsから確定申告に関するメールが届いたものの、具体的な計算方法などは記載されておらず、税務署への相談が不可欠だったのを覚えています。
マイナンバーカードとe-TAXで手続きが簡素化
初めての確定申告は少し大変でしたが、翌年からはマイナンバーカードとe-TAX(電子申告)の導入により、書類の直接提出が不要になりました。おかげでスクリーンショットを印刷する手間も省け、大幅な時間短縮に繋がりました。
インボイス制度導入と請求書の自動発行
さらに、インボイス制度の導入に伴い、消費税の適格請求書発行事業者の登録番号をアプリに登録すると、請求書が自動的に発行されるようになりました。私自身は2割特例を利用しているため、税務署との詳しい相談はしていませんが、請求書に消費税額が記載されているため、特例期間終了後も計算は比較的スムーズに進むと予想しています。
アプリの進化と収入確認の注意点
配達員用アプリの機能拡張により、Uber Eatsの収入申告は以前より格段に楽になりました。しかし、アプリの過去の収入確認機能がバグで消えてしまう可能性もゼロではありません。そのため、私は現在も収入画面と銀行のモバイルバンキングの振り込み履歴をスクリーンショットで保存しています。
収入の記録と保存の重要性
税務署の方からは、「Uber Eatsから1年間でいくら受け取ったかを証明できるものを保管しておくことが重要」と繰り返し念押しされました。アプリの収入確認画面はバグで表示されないこともあるため、定期的なスクリーンショット保存をおすすめします。振込先の口座の通帳コピー、またはモバイルバンキングの画面もしっかり記録しておきましょう。
具体的な申告方法
私の場合、Uber Eatsの収入申告は以下の手順で行っています。
- 支払金額:1月1日から12月31日までのチップなどを含む総収入額
- 源泉徴収額:0円
これを収支内訳書の「売上(収入)金額の明細」欄に記入し、確定申告書の所得の内訳書にも同じ金額を記入して提出しています。
困った時は専門家へ相談を
今回紹介した内容は、あくまで私の経験に基づく一例です。不明な点や不安なことがあれば、税務署の担当者や税理士に相談することを強くおすすめします。 正確な申告で、気持ちよく新たな1年をスタートさせましょう!