渡邊渚さん、初フォトエッセー「透明を満たす」発売記念イベントで力強いメッセージ!PTSDとの闘病、そして未来への希望

元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さんが、2月1日に六本木蔦屋書店で初フォトエッセー「透明を満たす」(講談社)の発売記念イベントを開催しました。本記事では、イベントの様子や、渡邊さんの力強いメッセージについて詳しくご紹介します。

5万字超えの書き下ろしエッセイと撮り下ろしグラビアで綴る、渡邊渚さんの等身大の姿

「透明を満たす」は、5万字を超える書き下ろしエッセイと80ページにわたる撮り下ろしグラビアで構成されています。2023年7月から体調不良で療養し、フジテレビを退社。その後、PTSDを患っていたことを公表した渡邊さん。本書には、アナウンサーとして活躍した日々、PTSDとの闘病生活、そして現在の心境や未来への目標が、赤裸々に綴られています。

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イベントで語られた、執筆への思いと読者からの反響

白いワンピース姿で登場した渡邊さんは、少し緊張した様子でしたが、「発売おめでとうございます」の声に笑顔を見せ、「よくここまで頑張った!!」と自身を称えました。5万字という大作をわずか3週間で書き上げたというから驚きです。子供の頃から日記を毎日書くほど文章を書くことが好きだったそうで、1年半の間に書き留めていたことをまとめたため、執筆はそれほど大変ではなかったと語っています。

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グラビア撮影への挑戦、そして「笑顔」に込められたメッセージ

本書にはグラビアも収録されています。これについて渡邊さんは、「PTSDだからといって何かができないと思いたくない、思われたくもない」と語り、「誰でも笑顔になれるということを写真を通じて感じてほしい」という力強いメッセージを発信しました。写真を通して、前向きな姿勢を示す彼女の強い意志が伝わってきます。 心理学者の山田花子さん(仮名)は、「PTSDを抱えながらも、グラビア撮影に挑戦した渡邊さんの勇気は、多くの患者にとって希望の光となるでしょう」と述べています。

読者の涙、そして渡邊渚さんの2025年の目標

読者から寄せられた感想で特に印象的だったのは、「涙が止まらなかった」という言葉だったそうです。渡邊さん自身は「泣かせようと思って書いたわけではない」としながらも、自分の経験に共感し、心を動かされた読者がいることを知り、救われた気持ちになったと語りました。

2025年の目標を聞かれると、「恐れずに何にでもトライしていくこと、楽しいと思ったことにチャレンジしていくこと」と力強く宣言しました。新たな挑戦への意欲に満ちた渡邊さんの今後の活躍に期待が高まります。