兵庫県の斎藤知事に対する告発文を巡って、真偽不明の情報や、知事選挙前には非公開とされていた百条委員会の音声データをNHK党の立花孝志党首に提供することに関わり、「兵庫維新の会」から除名や離党勧告の処分を受け、維新を離れた兵庫県議3人が、新たな会派を作ったことが分かった。
■NHK党・立花党首に「真偽不明文書提供に関与」岸口県議「除名」 「非公開の百条委音声データ提供」増山県議「離党勧告」
兵庫県議会の岸口実議員は、斎藤知事に対する告発文を巡って、「県議が黒幕」という真偽不明の文書を、NHK党の立花党首に提供したことに関わり、所属していた「兵庫維新の会」から除名処分を受け、無所属となっていた。
また同じく増山誠議員は、斎藤知事への告発文を調査していた百条委員会で、去年11月の知事選挙前には非公開とされていた音声データを公開前に立花党首に提供し、維新から離党勧告処分を受け、無所属となっていた。
そして白井孝明議員は、立花党首に対し、情報提供をしようと連絡をとったことについて維新から離党勧告の処分を受け、2人と同様に維新を離れていた。
■新会派名は「躍動の会」3人で活動へ
兵庫県議会によると、3人が10日付で新たに会派を設立したことが分かった。
会派名は「躍動の会」で、増山議員が幹事長、白井議員が政務調査会長を務めるということだ。
(関西テレビ 2025年3月10日)
関西テレビ