徐熙媛(バービー・スー)さん、日本で急逝:肺炎と診断、旅行中の病状悪化が明らかに

台湾の人気女優、徐熙媛(バービー・スー)さんが日本で肺炎のため急逝されたという衝撃的なニュースが報じられました。享年47歳。この記事では、彼女の輝かしいキャリアと、日本での旅行中に起こった悲劇的な出来事について詳しくお伝えします。

日本旅行中の容態急変

徐熙媛さんは1月29日に家族旅行で来日。現地メディアによると、到着時すでに風邪のような症状があったとのことです。旅行中、体調悪化を感じた徐さんは、1月31日夜に救急搬送。その後一旦帰宅したものの、夜間に再び容態が急変し、病院へ搬送されました。家族と共に病院で臨時検診を受けた際、インフルエンザの診断を受けたとの情報もあります。

alt 台湾女優の徐熙媛(バービィー・スー)さん、家族旅行中の写真alt 台湾女優の徐熙媛(バービィー・スー)さん、家族旅行中の写真

より精密な検査のため大きな病院への転院を勧められたものの、処方薬で一時的に回復したため、徐さんは再診を受けなかったようです。しかし、その夜、容態が急激に悪化し、帰らぬ人となってしまいました。家族は深い悲しみに包まれ、日本で葬儀を執り行った後、遺骨を台湾へ移送する予定です。

ガイドによる証言

中国のネットユーザーのアカウントで、徐さんの日本旅行を担当したガイドと名乗る人物が、当時の状況を詳細に伝えています。この情報によると、徐さんは来日後4回も病院を訪れていたとのこと。病状の悪化を食い止められなかったことが悔やまれます。

台湾芸能界のスター、輝かしい軌跡

1994年、妹の徐熙娣(シュー・シーディー)さんと共にアイドルグループ「SOS」でデビュー。その後、事務所とのトラブルを経て「ASOS」と改名し、2003年まで活動しました。

流星花園でブレイク

2001年には、台湾版『花より男子』として知られるドラマ『流星花園』でヒロインのサンチャイ役を演じ、一躍トップスターの仲間入りを果たしました。

alt 台湾版『花より男子』「流星花園」での徐熙媛さんalt 台湾版『花より男子』「流星花園」での徐熙媛さん

その後も、『私の中に誰かがいる』(2003年)、『ホントの恋の*見つけかた』(2007年)、『レイン・オブ・アサシン』(2010年)、『マイ・キングダム』(2014年)など、数々の映画やドラマに出演。その演技力と存在感で、多くのファンを魅了しました。

台湾芸能界の宝を失った悲しみは深く、彼女の功績は永遠に語り継がれることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。