中居正広氏、引退劇の裏で巨額の損失危機? 違約金や損害賠償の可能性も

中居正広氏の突然の引退は、多くのファンに衝撃を与えました。女性トラブルに端を発したこの騒動は、フジテレビを巻き込み、大きな波紋を広げています。今回は、この騒動による中居氏の経済的な損失の可能性について、詳しく掘り下げていきます。

スポンサー撤退でフジテレビは大打撃、中居氏への影響は?

フジテレビ編成幹部の“上納疑惑”が報じられ、75社以上のスポンサーがCMを引き揚げる事態に発展。これにより、フジテレビは2025年3月期通期決算予想を大幅下方修正しました。売上高で500億円、営業利益で173億円の減収減益の見通しを発表し、来期への影響も懸念されています。

中居正広氏中居正広氏

中居氏自身も、出演していたソフトバンクやタイミーのCMが差し止めとなり、降板を余儀なくされました。大手広告代理店関係者によると、CMだけでなくチラシや看板などでの露出も考慮すると、違約金は2社合わせて10億円以上にのぼるとも言われています。最終的な金額は交渉次第ですが、引退した中居氏にとって大きな痛手となることは間違いありません。

さらに、フジテレビの記者会見では、遠藤龍之介副会長が中居氏に対する損害賠償の可能性を否定していません。第三者委員会の結論次第では、さらなる負担が生じる可能性も残されています。

中居正広氏の総資産は? 100億円説の真偽

かつて「総資産100億円」と噂された中居氏。真相はどうなのでしょうか? 過去にテレビ番組で、中居氏自身はこの噂を否定しています。

しかし、複数の芸能ライターによると、中居氏は港区、目黒区などに複数のマンションを所有しており、時価で10億円は下らないと言われています。また、高額納税者番付の常連であったことからも、相当な資産を築いていることは確実視されています。現預金を含めると、数十億円規模の資産を保有している可能性もあるでしょう。

質素な生活と羽振りの良さのギャップ

番組スタッフへの高級スーツやスニーカーのプレゼント、高級弁当の差し入れなど、羽振りの良さがたびたび報じられている中居氏。しかし、普段の生活は意外にも質素だったという証言もあります。

週刊誌記者によると、20年ほど前、中居氏は10年落ち程度の国産高級車を愛用し、外食も少なく、普段着はジャージ姿が多かったとのこと。このギャップも、中居氏の人物像を複雑にしています。

示談金9000万円、引退、そして資産への影響

今回の騒動で、中居氏は約9000万円の示談金を支払ったと報じられています。引退を余儀なくされた上に、巨額の示談金、そして違約金や損害賠償の可能性も。37年間の芸能生活で築き上げた資産が脅かされる事態となっています。

37年間、第一線で活躍してきた中居正広氏。今回の騒動は、彼のキャリアだけでなく、経済的な面にも大きな影を落としています。今後の動向に注目が集まります。