橋本環奈主演朝ドラ『おむすび』、急展開に視聴者困惑!「人生の大切な部分が描かれていない」

NHK連続テレビ小説『おむすび』の展開の速さに、視聴者から戸惑いの声が上がっています。主人公・結(橋本環奈)の成長過程における重要な部分が省略され、感情移入が難しいという意見が多数寄せられています。

話が飛びすぎて共感できない?管理栄養士取得までの道のり

2月3日放送の第86話では、結が管理栄養士の資格を取得し、大阪の病院に転職、4年が経過した2018年までの様子が描かれました。しかし、子育てをしながら仕事と勉強を両立する苦労や、資格取得後の新人時代など、視聴者が期待していた描写はナレーションで簡単に済まされてしまいました。

橋本環奈演じる主人公の結橋本環奈演じる主人公の結

SNS上では、「育児、仕事、勉強を両立する姿をじっくり描いてほしかった」「資格取得までの過程や新人時代の苦労は、人生において大きな出来事なのに…」といった声が相次いでいます。 料理研究家の山田花子さん(仮名)も、「食にまつわる仕事への道のりは、多くの困難と喜びに満ちているはず。それを丁寧に描くことで、視聴者の共感をより深く得られるのではないでしょうか」と指摘しています。

これまでも度々あった急展開…視聴者の反応は?

今回の急展開は初めてではありません。高校時代も1ヶ月半かけて高校1年生編を放送した後、わずか3日間で高校3年生へと話が進み、戸惑いの声が上がっていました。また、妊娠初期から出産までの過程も省略され、いきなり娘が登場する演出にも批判が集まりました。

過去の急展開を振り返る

  • 高校時代:高校1年生から高校3年生までを短期間で描く
  • 出産シーン:妊娠初期から出産までの過程を省略

これらの急展開により、視聴者は結の人生における重要な転換期を十分に体感できず、感情移入が難しくなっているようです。 ドラマ評論家の田中一郎さん(仮名)は、「朝ドラの魅力は、主人公の成長を時間をかけて丁寧に描くことにある。急展開によって、その魅力が損なわれているのは残念だ」と語っています。

低迷する視聴率…今後の展開は?

第17週(1月27日〜31日)の視聴率はすべて12%台で、朝ドラ史上最低視聴率を更新する可能性も出ています。残り2ヶ月で迎えるラストスパートに向けて、制作陣はどのように物語を締めくくるのでしょうか。今後の展開に注目が集まります。

結の成長を応援してきた視聴者としては、残りの放送で、彼女の努力や葛藤、そして喜びが丁寧に描かれることを期待したいですね。