親の接し方ひとつで、子の学力や将来の年収に差が出る? 「子どもがやる気を失う」危険すぎる“3つの行動”


「親の愛情不足」の中で育った子に見えがちな特徴

子どもへの接し方で、将来の学力や年収に差が出る
 もし、お医者さんから「あなたの子どもは発達が遅れている」「自閉症の恐れがある」と言われたら、あなたはどうしますか? 

 子どもに惜しみない愛情を注ぎ、子どもが健やかに育つ環境を用意できていると思い込んでいた私たちは、その言葉によって自分たちの子育てを見直すことになったのです。

 子どもの発達が遅れてしまう原因については、遺伝するとかしないとか、育て方によるとかよらないとかさまざまな説があり、はっきりとはわかっていないようです。

 ですが、子どもへの接し方によってその子の将来の学力や年収に差が出るという研究データはたくさんあります。

 親の声かけの仕方を大きく分けると、2つのアプローチ方法に分かれるそうです。強制型と共有型です。

 強制型の親は、子どもに対して「指示」「命令」「禁止」をします。具体的には「これはこうしなさい」「これをやってみて」「これはやっちゃだめ」という声かけです。子どもに考える余地を与えず、たとえば「ママはそう言ったかな?  違うでしょ」というふうにして、子どもをコントロールするのです。

 この2つの声かけによって、子どもの将来の学力にどういう影響があったのか。

 なんと、共感型で育てられた子どもにはその後の学力に飛躍的な上昇が見られ、強制型の子どもよりも成績がよく、司法試験などの難解な試験の合格率も高かったそうです。



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