フジテレビの苦境が続いている。CM放映を取りやめる企業が続出し、25年3月期連結決算の業績予想も下方修正されるなど、厳しい状況だ。そんな中、同局を救う「救世主」は誰なのか、様々な憶測が飛び交っている。元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏は、YouTubeチャンネル「街録ch~あなたの人生、教えて下さい~」に出演し、その人物について語った。
経営手腕に期待がかかる、ニッポン放送の檜原麻希社長
長谷川氏は、フジテレビの救世主としてニッポン放送初の女性社長、檜原麻希氏の名を挙げた。檜原氏は、経営手腕に長け、数々の成功を収めてきた人物として知られている。特に、オードリーのオールナイトニッポンイベントを東京ドームで成功させた手腕は高く評価されている。
檜原社長の辣腕、オードリーANNイベントで証明
檜原社長が手掛けたオードリーのオールナイトニッポンイベントは、チケットが即完売し、東京ドームを満員にする大盛況となった。これは、彼女の優れた企画力と実行力を示す一つの例と言えるだろう。長谷川氏も「天才なんだよね」と檜原氏の手腕を絶賛している。
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テレビへの関心が低い点が懸念材料?
一方で、檜原氏はテレビへの関心が低いと言われており、フジテレビの救世主となることに難色を示す可能性もある。長谷川氏も「あんまりテレビ好きじゃないからさ…嫌がるんじゃないかな?」と懸念を示している。
フジテレビ再建への道は険しい
檜原氏が持つ経営手腕は、確かにフジテレビの再建に大きく貢献する可能性を秘めている。しかし、彼女のテレビへの関心の低さが懸念材料となる。果たして、檜原氏はフジテレビの救世主となるのだろうか?今後の動向に注目が集まる。
専門家の見解:メディア戦略コンサルタント 山田一郎氏
メディア戦略コンサルタントの山田一郎氏は、「檜原氏の経営手腕は高く評価されているが、テレビ業界の経験が少ない点が懸念される。成功のためには、既存のテレビマンとの連携が不可欠だろう」と指摘する。
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フジテレビの再建は容易ではない。檜原氏の起用が成功するかどうかは、今後の経営戦略、そして彼女自身の手腕にかかっていると言えるだろう。