トランプ大統領「英ヘンリー王子、追放しない…妻のことで十分に頭が痛いだろうから」


トランプ大統領は8日(現地時間)に公開された米国日刊大衆紙ニューヨーク・ポストとのインタビューで、ヘンリー王子追放の可能性に「そのようにはしたくない」と語った。

トランプ大統領は「彼(ヘンリー王子)をそっとしておくつもり」としながら「彼は妻のために十分に頭が痛い。彼女はひどい」と付け加えた。

米国カリフォルニアに定着して暮らしているヘンリー王子は2023年1月に出版された回顧録で、自身が10代のころにコカインを繰り返し使用し、大麻草や幻覚キノコを試しに摂取してみたことがあると告白した。

その後、米国保守志向のヘリテージ財団は情報公開法に基づいて国土安全保障省にヘンリー王子の米国入国記録を要請して拒否されると訴訟を起こした。

ヘリテージ財団はヘンリー王子がビザを申請する際に過去の不法薬物使用の事実を偽って記載したか、入国過程で特恵を受けた可能性があるとの疑惑を提起した。

これに対して米国の一部では、ヘンリー王子夫婦を好意的に見ないトランプ大統領がこのことを口実にヘンリー王子のビザを取り消すのではないかという推測が提起された。

トランプ大統領はこれまでヘンリー王子夫婦、特にトランプ大統領に反対する米国籍夫人のメーガン妃を非難するような言葉を繰り返していた。

トランプ大統領は2021年12月当時、新生英国メディアとのインタビューで、ヘンリー王子夫婦が王室と決別したことに関連して「最初から(メーガン・)マークルのファンではなかった。ヘンリー王子はひどく利用されていて、いつか後悔するだろう」としながら「それが家族との関係をめちゃくちゃにして女王(エリザベス2世)を困らせた」と話した。

また、トランプ大統領は2022年4月にも英国トークテレビとのインタビューで「ヘンリー王子がマークルから統制されている」としながら、夫婦の称号を剥奪するべきだと主張していた。



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