85歳にしてなお精力的に活動を続けるデヴィ夫人が、動物愛護を掲げる新党「12(ワンニャン)平和党」を結党し、この夏の参議院選挙への出馬を表明しました。人生の集大成として政界に挑戦するというデヴィ夫人は、当選すれば現役最年長国会議員となります。今回の参院選は、デヴィ夫人の参戦により、大きな注目を集めることは間違いありません。
犬猫と人類の共生を目指す「12平和党」とは?
「12平和党」は、「犬猫と人類の共生」を理念に掲げ、犬猫に対する倫理観の向上を通じて日本の国際的イメージ向上も目指すとしています。デヴィ夫人は、東京や大阪を含む国内で犬肉を提供するレストランが約50軒存在する現状を指摘し、「犬を食べているという現実を日本人は知らない」と訴えました。「犬猫食禁止法の成立」を最重要政策として掲げ、動物愛護の機運を高めたい考えです。
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選挙のプロが指揮!議席獲得の可能性は?
選挙対策委員長には、過去に数々の選挙で成功を収めてきた、通称“選挙の神様”こと藤川晋之助氏が就任。藤川氏は、「日本で“ワン”イシューの政党をつくれば相当手応えがある」と自信をのぞかせ、「参院選に向けて大きな台風にもなるのではないか」と、デヴィ夫人の参戦が選挙戦に大きな影響を与えることを示唆しました。さらに、「選挙のプロとしての直感で、最低でも2~3議席、できれば5議席獲得を目指したい」と具体的な目標も掲げ、キャスチングボートを握る可能性にも言及しました。
候補者擁立とデヴィ夫人の国籍問題
現在、立候補予定者はデヴィ夫人と他2名。今後、公募で候補者を増やし、最低10名の擁立を目指すとしています。デヴィ夫人は比例代表での出馬を予定していますが、現在はインドネシア国籍のため、出馬条件を満たすために日本国籍の取得を申請中とのこと。共同代表を務める世界愛犬連盟の創設者・堀池宏氏は、自身は出馬しないと明言しています。
犬猫食禁止法成立への道
動物愛護団体「アニマルライツセンター」の代表、岡田千尋氏(仮名)は、「犬猫食禁止法の成立は、動物福祉の観点から非常に重要な一歩となるでしょう。デヴィ夫人のような著名人が声を上げることで、社会全体の意識改革につながることを期待しています」とコメントしています。
デヴィ夫人の挑戦、その行方は?
デヴィ夫人の政界進出は、動物愛護問題に新たな光を当てることになるでしょう。今後の選挙戦の行方、そして「犬猫食禁止法」成立への道は、多くの国民の注目を集めることになりそうです。