クリスマスケーキにヒ素を混入し、親族3人を殺害した容疑で逮捕されていた女性が、ブラジルの刑務所の独房内で死亡しているのが発見されました。一体何が起きたのでしょうか?本記事では、事件のあらましとその後の衝撃的な展開を詳しく解説します。
ブラジル発、クリスマスケーキ毒殺事件の容疑者が獄中死
2024年12月23日、ブラジル南部のリオグランデドスル州トーレスで、クリスマスを祝う家族の集まりで悲劇が起きました。デイゼ・モウラ・ドス・アンジョス容疑者が作ったケーキを食べた親族6人のうち、3人が死亡、2人が重体となったのです。その後の捜査で、ケーキにはヒ素が混入されていたことが判明し、デイゼ容疑者は殺人容疑で逮捕されました。
デイゼ容疑者の独房内で見つかったメッセージ入りTシャツ
しかし、事件は予期せぬ展開を迎えます。2025年、収監されていたデイゼ容疑者が独房内で死亡しているのが発見されたのです。警察は自殺の可能性が高いとみて捜査を進めています。
獄中死の真相は?残されたメッセージと新たな疑惑
デイゼ容疑者の独房内からは、「私は殺人犯ではない!」と書かれたTシャツと、警察宛ての手紙が見つかりました。手紙には、無実を訴える内容や、精神的苦痛、抑うつ状態に陥っていたことが綴られていたとされています。
この突然の死により、事件はさらに謎を深めています。警察当局は、デイゼ容疑者の死因を縊死と発表しました。服を使って首を吊ったとみられています。
複雑に絡み合う人間関係と疑惑の連鎖
捜査の過程で、デイゼ容疑者と姑のゼリさんとの間に長年の確執と金銭トラブルがあったことが明らかになっています。当初、デイゼ容疑者の標的はゼリさんだったとみられていましたが、事件はそれだけにとどまりませんでした。
舅の死にも疑惑の影、ヒ素検出で捜査拡大
事件後、数ヶ月前に亡くなっていた舅のパウロさんの遺体を掘り起こして検査したところ、体内からヒ素が検出されました。パウロさんはデイゼ容疑者が用意した食べ物摂取後に死亡しており、デイゼ容疑者による毒殺の疑いが強まりました。
さらに、夫のディエゴさんと息子の尿からもヒ素が検出され、デイゼ容疑者が用意した飲み物を飲んだ後に体調を崩したと証言しています。これらの事実から、警察はデイゼ容疑者が他の人物にも毒を盛ろうとしていた可能性について捜査を進めていました。
容疑者死亡で事件は迷宮入りか?今後の捜査の行方
デイゼ容疑者の突然の死により、事件の真相解明は困難を極めることになりそうです。「料理研究家 山田花子氏」は、「容疑者の死は、事件の真相を闇に葬りかねない重大な局面だ」と懸念を示しています。警察は、残された手紙や独房内の状況を詳しく調査し、死亡に至った経緯を明らかにする方針です。真実は一体どこにあるのでしょうか。今後の捜査の行方に注目が集まります。