令和ロマンのツッコミ担当、高比良くるまさんがオンラインカジノ問題で活動自粛を発表したことを受け、出演していた金融系企業のウェブCMが削除される事態となりました。金銭に関わる問題だけに、関係者の間では波紋が広がっています。
オンラインカジノ問題の概要と活動自粛
高比良くるまさんは、2019年末から2020年末にかけてオンラインカジノを利用していたことを認め、謝罪しました。警視庁の任意聴取を受けたとの報道を受け、自身のYouTubeチャンネルで「違法ではないという認識だった」と説明しています。 この騒動を受け、テレビ番組への出演キャンセル、そしてスポンサー企業によるCMの取り下げへと発展しました。くるまさんは事態を重く受け止め、X(旧Twitter)で当面の活動自粛を発表しました。
令和ロマン高比良くるま
金融系CM削除の背景
問題となったCMの一つは、プリペイドカードアプリ「バンドルカード」のウェブCMです。高比良くるまさんは相方の松井ケムリさんと共に昨年9月から出演しており、今年2月時点でもアプリの公式Xで配信されていました。「バンドルカード」を運営するのはフィンテック企業で、三菱UFJフィナンシャル・グループのグループ会社でもあります。金融系の企業CMに起用されていたタレントが金銭に絡む問題を起こしたことで、企業イメージへの影響を懸念した運営会社はCMの削除を決定しました。広告代理店関係者からは「よりによって金融系CMに出演していたとは…」という声も上がっています。 jp24h.comはバンドルカード運営会社に取材を申し込んだものの、回答は得られませんでした。
時効成立の可能性と今後の捜査
高比良くるまさんの供述が事実であれば、オンラインカジノの利用は4年前であり、賭博罪の時効3年が成立している可能性があります。しかし、警視庁は直近での賭博の有無も含め、捜査を継続しています。今後の捜査の進展が注目されます。
専門家の見解
金融犯罪に詳しい専門家A氏(仮名)は、「今回の件は、企業がコンプライアンスやリスク管理を重視する姿勢を示すものだ」と指摘します。タレントの起用にあたっては、過去の行動や潜在的なリスクを慎重に審査する必要があると強調しています。
まとめ
人気お笑いコンビ令和ロマンの高比良くるまさんのオンラインカジノ問題。活動自粛だけでなく、出演CMの削除という影響も出ています。今後の捜査の行方、そしてコンビとしての活動再開時期など、まだまだ予断を許さない状況が続いています。