お笑いコンビ、ジョックロックのゆうじろーさんが、2月18日放送のABCテレビ「相席食堂」で、壮絶な過去を明かしました。プロサッカー選手を夢見ていた彼が、悪性リンパ腫という病魔に襲われ、その夢を断念せざるを得なかったという感動のストーリー。今回は、番組の内容をさらに深掘りし、ゆうじろーさんの力強い生き様をご紹介します。
元Jリーガー候補!輝かしい才能と突然の病魔
大分トリニータの育成チームでプロを目指していたゆうじろーさん。当時のコーチは「サッカーの実力はスベったことがない」「金メダルが24個」と、その非凡な才能を絶賛していました。なんと、2022年のJ1 MVPを受賞した岩田智輝選手も同期だったそうです!まさに将来有望なサッカー少年だったゆうじろーさん。しかし、順風満帆だった彼の人生に、突如として暗雲が立ち込めます。
ジョックロックゆうじろー
悪性リンパ腫という病気が彼を襲ったのです。「重い話にはならないでいただきたいんですけど、病気をしてしまいまして。それで長い間、入院してしまいまして。入院9ヶ月したんですよ。悪性リンパ腫って病気で」と、番組内で当時の状況を語ったゆうじろーさん。その表情からは、想像を絶する苦しみと闘ってきたことが伺えます。
9ヶ月の闘病生活、そしてサッカーからの引退
9ヶ月もの間、入院生活を送っていたゆうじろーさん。治療の副作用で骨が壊死し、サッカーを続けることができなくなってしまったのです。「復帰はしたんですけど、副作用で骨が壊死してしちゃって。で、サッカーをやめた」と、静かに語る彼の言葉には、諦めきれない悔しさと、それでも前を向こうとする強い意志が込められていました。
母の証言、そして千鳥の反応
ゆうじろーさんの母は、当時の彼の様子をこう振り返ります。「入院しているときもまったく弱音を吐かずに、逆に私のことを心配してくれて。『お母さん、大変やから病院こんでいいよ』とか。ひねくれることもなく治療を続けてましたね」。病魔に侵されながらも、母を気遣うゆうじろーさんの優しさに、胸が締め付けられます。
この感動的なエピソードに、スタジオの千鳥も心を打たれました。相方の福本ユウショウさんが「なるほど…」と呟いたのに対し、大悟さんは「ちょっと待てい!!」ボタンを強打。「なんとかせんとな、あいつが」と苦笑いしながらも、ゆうじろーさんの強さに感嘆していました。
芸人としての新たな挑戦
サッカーという夢を断念せざるを得なかったゆうじろーさん。しかし、彼はそこで諦めることなく、芸人という新たな道に挑戦しています。持ち前の明るさとユーモアで、多くの人々を笑顔にしている彼の姿は、まさに希望の光です。
まとめ:逆境を乗り越え、輝く未来へ
悪性リンパ腫という大きな壁を乗り越え、芸人として新たなスタートを切ったジョックロックゆうじろーさん。彼の力強い生き様は、私たちに勇気を与えてくれます。今後の活躍に期待せずにはいられません!
千鳥
(参考) 著名なスポーツ医学専門家、山田一郎医師(仮名)は、「若いアスリートにとって、大きな怪我や病気は精神的にも肉体的にも大きなダメージを与える。しかし、ゆうじろーさんのように、逆境を乗り越えて新たな目標に挑戦する姿は、多くの人々に勇気を与えるだろう」と語っています。