近年、オンラインカジノの違法賭博問題が世間を騒がせています。大手芸能事務所所属のタレントや人気お笑いコンビ「令和ロマン」の髙比良くるま氏もこの問題に巻き込まれ、警視庁の事情聴取を受け、芸能活動自粛を発表しました。そんな中、俳優・岸谷五朗氏と歌手・岸谷香氏の息子であり、YouTuberとしても活躍する岸谷蘭丸氏が、くるま氏を擁護する発言をし、波紋を広げています。
岸谷蘭丸氏の発言と世間の反応
岸谷蘭丸氏は自身のX(旧Twitter)で、「言っちゃ悪いけどたかがオンラインカジノ、しかも違法性もわからなかった時期の時効案件で令和ロマンを失うの嫌すぎる」と投稿。この発言に対し、多くの批判が寄せられています。
岸谷蘭丸氏のX(旧Twitter)投稿
「賭博は違法行為であり、才能の有無に関わらず平等に裁かれるべき」「違法性を知らなかったとしても、オンラインカジノへのアクセス自体が違法である」といった厳しい意見が多数を占めています。
著名人の発言の影響力
岸谷蘭丸氏はYouTubeだけでなく、インターネットニュース番組『ABEMA Prime』などにも出演し、歯に衣着せぬ発言で注目を集めています。しかし、今回の令和ロマンに関する発言は、多くの人々にとって「僭越」と感じられるものだったようです。
くるま氏は警視庁の事情聴取に応じ、自粛という形で責任を取ろうとしています。その姿勢を世間が評価する一方で、第三者である岸谷氏が「たかが」という言葉を用いて擁護するのは適切ではないと受け止められています。
令和ロマン 髙比良くるま氏
令和ロマンは謝罪動画を公開し、真摯な対応を見せています。多くのファンは彼らの復帰を待ち望んでおり、再び笑いを届けてくれることを期待しています。
オンラインカジノの違法性と啓発の必要性
今回の件は、オンラインカジノの違法性について改めて認識を深める必要があることを示しています。 「知らなかった」では済まされない問題であり、今後同様の事例を防ぐためには、更なる啓発活動が不可欠と言えるでしょう。
著名人の発言は大きな影響力を持つため、発言内容には責任が伴います。岸谷氏の発言は、オンラインカジノの違法性に対する認識の甘さを露呈しただけでなく、多くのファンや関係者に失望感を与えてしまったと言えるでしょう。 専門家の中には、「今回の件を機に、芸能界全体でコンプライアンス意識の向上を図る必要がある」と指摘する声も上がっています。