新潟女児殺害「最も重い刑に」 遺族がコメント

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 新潟市西区で昨年5月、下校中の小学2年の女児=当時(7)=が殺害された事件で、殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われた小林遼被告(25)の裁判員裁判が8日から新潟地裁で始まるのを前に、女児の遺族は6日、「娘の命と私たちの幸せを奪った被告人は許せるはずがなく、法律で定められた最も重い刑にしていただきたい」とするコメントを出した。

 起訴状によると、小林被告は平成30年5月7日、新潟市西区の路上で軽乗用車を女児にぶつけて車に乗せ、車内でわいせつな行為をした上で、首を絞めて殺害し、JR越後線の線路に遺体を放置して列車にひかせて損壊するなどしたとしている。

 裁判では、小林被告に殺意があったかどうかなどが争点になる見込み。論告求刑公判は22日、判決は12月4日に指定された。

 遺族の裁判に関する主なコメントは次の通り。

 娘が亡くなってから1年半が経過しました。あの日から私たち家族の時間は止まったままです。判決がどのような結果になったとしても、娘が戻ってくることはなく、私たちの悲しみは裁判の前も裁判の後も何も変わることはありません。

 娘の命と私たちの幸せを奪った被告人に対しては許せるはずがなく、法律で定められた最も重い刑にしていただきたいです。

 裁判官、裁判員には今回の裁判で何が本当のことかをよく見極めていただき、適切な判断をしていただきたいと考えております。  裁判の報道に当たっては、私たちが平穏な生活を送れるように特段の配慮を強くお願いしたいです。

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