M-1グランプリ2024で準優勝に輝いたバッテリィズ。彼らの出演するサントリー緑茶飲料「伊右衛門」のウェブCMが大きな話題を呼んでいます。京都で撮影されたこのCMで、ボケ担当のエースさんは近藤勇、ツッコミ担当の寺家さんは千利休という、ゆかりの地である京都にゆかりのある偉人を演じています。
伊右衛門CMで近藤勇を演じるバッテリィズのエース
バッテリィズの魅力爆発!お茶の間に笑顔を届けるCM
CMソングには、バッテリィズの出囃子としてもお馴染みのガガガSPの書き下ろし新曲「ケセラセラ」が採用されています。監督は映画『リンダリンダリンダ』や『もらとりあむタマ子』などを手掛けた山下敦弘氏という豪華な布陣。シリーズ展開も予定されており、公開された予告編には、ラジオ番組『オールナイトニッポン』収録中にエースさんが突然歯磨きを始めるという、彼らの持ち味である独特のユーモアが垣間見えるシーンも含まれています。
絶賛の声続々!ネット上でも話題沸騰中
CM公開後、ネット上では「素敵なCM!2人に癒される」「エースさんは新選組、寺家さんは千利休、どちらも似合っていて尊い!」「伊右衛門のCM最高!」といった絶賛の声が相次いでいます。彼らの自然体で飾らない魅力が、お茶の間に笑顔を届けているようです。
CMで千利休を演じるバッテリィズの寺家
キャラクターとCMの完璧なマッチング
ある放送作家は、エースさんのやんちゃながらも熱い男というイメージが近藤勇に、寺家さんの落ち着いた雰囲気が千利休にぴったりだと分析しています。M-1グランプリ出場後、短期間で彼らの世界観をここまで再現できたのは素晴らしいと称賛しています。
令和ロマンではなくバッテリィズ?その理由とは
一部では、サントリーがM-1のスポンサーであることから、令和ロマンの代わりにバッテリィズが選ばれたのではという声も上がっています。しかし、前出の放送作家は、CM制作は令和ロマンの高比良くるまさんの報道以前から進められていた可能性が高く、バッテリィズのキャラクターが評価された結果だろうと推測しています。M-1では、オードリー、U字工事、ランジャタイなど、大会でインパクトを残したコンビがブレイクしています。バッテリィズもその片鱗を見せており、クリーンなイメージもCMに適していると考えられます。
実力派コンビの明暗
令和ロマンが実力でM-1二連覇を目指していたことは間違いありません。しかし、優勝コンビの片割れが活動自粛となる一方、準優勝コンビがCMに抜擢されるという皮肉な結果となりました。バッテリィズの今後の活躍に期待が高まります。