除隊後、ファンとの温かい交流を深めるはずだったBTSジンのハグ会で、思わぬ騒動が発生。日本人女性がジンにキスを迫るというハプニングが起こり、韓国警察が立件したというニュースが話題になっています。今回は、この事件の経緯と今後の展望について詳しく見ていきましょう。
ハグ会での出来事
2023年6月13日、ジンは除隊翌日に開催された「2024 FESTA」で、1000人のARMY(BTSファンの名称)とハグ会を実施しました。多くのファンが秩序を守り、ジンとの短いハグを楽しんでいましたが、その中で50代の日本人女性がジンの頬にキスをしようと試みるという事件が発生。この一部始終は動画で撮影され、インターネット上で拡散、セクハラ疑惑へと発展しました。
BTSジンとARMYのハグ会の様子
女性のブログ投稿でさらに波紋
事態をさらに悪化させたのは、この日本人女性が後日自身のブログに投稿した内容でした。「首に唇が触れた。肉の感触がとても柔らかかった」という記述は、多くの批判を浴び、物議を醸しました。韓国の芸能ニュースサイト「Dispatch」によると、この投稿は炎上後すぐに削除されたとのことですが、すでに多くのファンが目にしており、波紋は広がる一方でした。
警察の捜査と今後の展開
事件直後、韓国警察は国際刑事警察機構(ICPO)を通じて日本の警察に捜査協力を要請。女性を特定し、性暴力処罰法違反(公共密室場所での痴漢)容疑で立件しました。韓国警察は女性に出頭を要求しているものの、現時点では応じていないとのこと。そのため、ジンを被害者として調査する案も検討されているようです。
専門家の見解
韓国の著名な弁護士、パク・ソンホ氏(仮名)は、今回の事件について次のようにコメントしています。「たとえ一瞬の行為であっても、本人の同意なしに身体に触れることは性暴力に該当する可能性があります。特に、公共の場でのこのような行為は、周囲に不快感を与えるだけでなく、社会全体への悪影響も懸念されます。」
まとめ
今回の事件は、アイドルとファンの適切な距離感について改めて考えさせられる出来事となりました。ファンはアイドルを応援する一方で、彼らのプライバシーや人権を尊重する必要があります。今後の捜査の進展と、再発防止策に注目が集まっています。