時代を超えた愛と家族の絆を描いた、NHK連続テレビ小説『ばけばけ』（2025年度後期）。島根生まれのヒロイン・松野トキの波乱万丈な人生と、外国人教師との心温まる交流に期待が高まる中、新たなキャストが発表されました。注目すべきは、トキの父・松野司之介役を岡部たかしさんが演じること。前回の朝ドラ『虎に翼』での好演が記憶に新しい岡部さんが、再びヒロインの父親役として帰ってきます！
岡部たかし、再び朝ドラの舞台へ！
岡部さんは、『虎に翼』でヒロインの父・直言を演じ、その温かくも厳格な父親像で視聴者の心を掴みました。今回は、明治維新後の激動の時代を生き抜く、元武士の父親という新たな挑戦。制作統括の橋爪國臣氏も「ふじきみつ彦氏の脚本を最も体現できる俳優」と岡部さんに絶大な信頼を寄せており、その演技に期待が高まります。
alt朝ドラ「ばけばけ」でヒロインの父を演じる岡部たかしさん
明治維新後の苦難…武士の誇りと家族への愛
司之介は、かつて松江藩の上級武士として名を馳せていましたが、明治維新により収入を失い、貧乏暮らしを強いられます。武士としてのプライドと、愛する娘・トキや家族のために奮闘する姿は、多くの視聴者の共感を呼ぶことでしょう。時代に取り残されながらも、家族への愛を胸に懸命に生きる司之介。岡部さんの繊細な演技が、その苦悩と愛情を鮮やかに描き出してくれるはずです。
ヒロイン・トキとの親子関係にも注目！
『ばけばけ』では、トキと司之介の親子関係も物語の重要な鍵となります。娘に「かっこいい」と言われたいと願う司之介の不器用ながらも温かい愛情表現は、きっと視聴者の心を温めてくれるでしょう。岡部さん自身も「大阪局制作の朝ドラに出演するのは2度目。ありがたいことです」と喜びを語っており、新たな役柄への意気込みが感じられます。
ふじきみつ彦脚本×岡部たかし演技の化学反応
脚本を担当するのは、数々の名作ドラマを生み出してきたふじきみつ彦氏。岡部さんは、ふじき氏の脚本を最も理解し、表現できる俳優の一人として知られています。二人のタッグが、どのような化学反応を起こすのか、今から楽しみでなりません。
まとめ：『ばけばけ』で新たな感動を！
『ばけばけ』は、激動の時代を背景に、家族の絆、そして異文化交流を描いた心温まる物語です。岡部たかしさん演じる司之介の温かい存在が、物語に深みを与え、視聴者に感動を届けてくれることでしょう。放送開始が待ち遠しいですね！
