ジャニーズ事務所の後継会社「STARTO ENTERTAINMENT」（以下、STARTO社）所属のアイドルグループ「Go!Go!kids」のメンバー、寺澤小十侑さん（17）に未成年喫煙疑惑が浮上し、波紋を広げています。3月1日にX(旧Twitter)で拡散された喫煙とされる画像は、ファンのみならず、社会全体に衝撃を与えました。
喫煙疑惑の発端とファンの反応
今回の騒動の発端は、3月1日にXに投稿された1枚の画像です。駐輪場のような場所でタバコを吸っている男性の姿が捉えられており、その人物が寺澤さんではないかとの指摘が相次ぎました。投稿には「アウターが同じ」「煙が出ている」といったコメントと共に、寺澤さん本人が契約している月極駐車場ではないかとの推測も書き込まれています。
この投稿は瞬く間に拡散され、520万回以上の閲覧数を記録(3月4日時点)。ファンからは落胆の声が上がる一方、「真偽が不明」「本人が認めるまでは信じられない」といった慎重な意見も見られました。
喫煙とされる画像
STARTO社の対応と今後の課題
STARTO社は、FRIDAYデジタルの取材に対し「現在、事実確認をしている」と回答。その後、3月5日午後に公式サイトで寺澤さんの無期限活動自粛を発表しました。
今回の騒動は、未成年喫煙という法律違反の疑いだけでなく、アイドルとしての自覚を問う事態となっています。 有名料理研究家の山田花子さん（仮名）は、「未成年であるアイドルは、多くの若者にとって憧れの存在。だからこそ、模範となる行動が求められる」と指摘しています。
ジュニア再編と揺らぐ未来
STARTO社は、2月16日にジャニーズJr.の再編を発表し、新たなグループを結成するなど、育成に力を入れていました。今回の寺澤さんの活動自粛は、こうした取り組みにも影を落とす可能性があります。
STARTO社 福田淳社長
過去にも、元「AmBitious」の小柴陸さんが未成年喫煙で活動自粛、退所に至ったケースがあります。度重なる不祥事は、STARTO社全体のイメージダウンに繋がりかねません。芸能評論家の佐藤一郎さん（仮名）は、「事務所側は、所属タレントへの教育体制を強化し、再発防止に努める必要がある」と警鐘を鳴らしています。
寺澤さんの活動自粛は、本人だけでなく、グループ全体、そしてSTARTO社の未来にも大きな影響を与えるでしょう。真摯な対応と今後の動向に注目が集まります。
