千鳥の人気番組「クセスゴ!」が惜しまれつつ最終回を迎えました。後番組として「鬼レンチャン」が2時間枠に拡大されることが決定し、日曜ゴールデンタイムの新たな顔となることが期待されています。しかし、その一方で番組内容のマンネリ化を懸念する声も上がっているようです。今回は「鬼レンチャン」の今後について、その可能性と課題を探っていきます。
「クセスゴ!」終了で「鬼レンチャン」に注目集まる
2020年にスタートした「千鳥のクセがスゴいネタGP」は、その後「クセスゴ!」と名前を変え、日曜夜7時の放送枠で人気を博していました。同時間帯には「鬼レンチャン」も隔週で放送され、千鳥の冠番組が日曜の夜を盛り上げてきました。
「クセスゴ!」のスタジオ風景
しかし、「クセスゴ!」が最終回を迎えたことで、視聴者の注目は「鬼レンチャン」の今後へと移っています。2時間枠への拡大は大きなチャンスである一方、その内容を維持できるのか、マンネリ化しないかなど、不安の声も聞こえてきます。
2時間枠への拡大は吉と出るか凶と出るか?
報道によると、「鬼レンチャン」は4月から毎週日曜夜7時からの2時間枠での放送となるようです。これは、中居正広さんの番組「だれかtoなかい」の終了、そして「Mr.サンデー」の枠移動に伴う改編によるものとされています。ゴールデン帯の2時間枠への昇格は番組にとって大きな飛躍となるでしょう。
しかし、2時間という長尺の放送時間を毎週クオリティの高い内容で埋められるのか、という点が課題として挙げられています。番組構成や企画内容の多様化が求められることは間違いありません。
カラオケ企画人気の一方でマンネリ化の懸念も
「鬼レンチャン」といえば「サビだけカラオケ」が人気企画となっています。10曲連続でサビを歌いきれば賞金100万円が獲得できるという分かりやすいルールと、挑戦者たちの真剣な姿が視聴者を引きつけています。
「鬼レンチャン」サビだけカラオケの様子
しかし、近年はカラオケ企画の比重が増え、視聴者からはマンネリ化を指摘する声も出ています。過去には様々なジャンルの「レンチャン企画」が放送されていたこともあり、多様性を求める声は少なくありません。
テレビ番組制作に詳しいA氏(仮名)は「カラオケ企画は人気が高い一方で、視聴者を飽きさせない工夫が必要だ」と指摘します。「新たな企画の導入や既存企画のブラッシュアップなど、制作側の挑戦が期待される」とA氏は語っています。
今後の「鬼レンチャン」に期待
「鬼レンチャン」の2時間枠への拡大は、番組にとって大きな転換期となるでしょう。成功のためには、マンネリ化を打破し、視聴者を飽きさせない工夫が不可欠です。千鳥の持ち味である軽妙なトークと、バラエティ豊かな企画で、日曜の夜を盛り上げてくれることを期待したいですね。