202X年10月28日、東京の赤坂御苑にて、秋の園遊会が盛大に執り行われました。この由緒ある皇室行事に、女優や歌手として長年活躍する菊池桃子さんと、夫の新原浩朗氏が揃って出席。菊池さんは自身の公式インスタグラムで、「秋の陽光に包まれた園遊会。お招きいただきましたこと、心より感謝いたします」と綴り、夫婦のツーショット写真を公開しました。淡い色合いの美しい着物姿の菊池さんと、タキシードを着用した新原氏の正装が、多くの人々の注目を集めました。
園遊会に華を添えた菊池桃子夫妻、SNSでは夫の服装に注目集まる
当日の園遊会の様子は、各局の夕方ニュース番組などでも広く報じられました。新原氏は、天皇皇后両陛下へご挨拶される際、昨年内閣審議官を退官し、現在は大学院などで客員教授を務めていること、また、ご令嬢が今年大学を卒業しラジオ局へ入社したことなどを報告されていました。
菊池桃子さんのSNS投稿や、園遊会での報道を見た人々からは、インターネット上で様々な声が寄せられました。《優しくて暖かそうなご主人だよね。お似合いだと思う》《桃子さんお着物似合ってます》《素敵なご夫婦ですね》といった、お二人の仲睦まじい様子や菊池さんの和装を称賛する肯定的な意見が多く見受けられました。
しかし、その一方で、新原氏の着用していたモーニングに対し、《旦那さんのモーニングなんとかならんのかな?》《ご主人のモーニングは身体にサイズが合っていないのでは?》《夫君、モーニングの着こなしがちょっと…。ズボン下がっちゃっててどうした?お腹が出てるから、腰で落として履いてる?》といった、サイズ感や着こなしに関する指摘や疑問の声も一部であがりました。
 秋の園遊会に出席した菊池桃子と夫の新原浩朗氏
秋の園遊会に出席した菊池桃子と夫の新原浩朗氏
新原浩朗氏のキャリアと、菊池桃子の“激動の人生”が再評価
菊池桃子さんの夫である新原浩朗氏は、東京大学を卒業後、旧通産省(現在の経済産業省)に入省。官邸官僚として、当時の政権の主要な政策立案に深く関わってきたエリート官僚です。お二人は2019年に結婚しましたが、新原氏にとってはこれが初婚、菊池さんにとっては再婚という形でした。
菊池桃子さんの人生は、まさに“激動”という言葉がふさわしいものでした。1984年に芸能界デビューを果たして以来、女優や歌手として常に第一線で活躍。1995年には、当時交際を公にしていたプロゴルファーと結婚し、翌1996年には長男が誕生しました。その後、第二子の死産という悲しい出来事を乗り越え、2001年には長女を出産。TBS系の情報番組『はなまるマーケット』のレギュラーとして“ママタレ”としても親しまれましたが、2012年に離婚を発表しました。
離婚後も、菊池さんは活動の幅を広げ、大学院を修了し、自身の母校である女子大学の客員教授に就任するなど、芸能界以外でも知的なキャリアを築いていきました。そして2015年には、当時の安倍晋三内閣が掲げた『一億総活躍国民会議』の民間議員に起用され、そこで出会ったのが新原浩朗氏だったのです。
子育てと仕事の両立に奮闘し、一度は「結婚はもうコリゴリ」といった報道もなされた菊池さんが、霞が関のエリート官僚と再婚したことは、当時大きな話題を呼びました。今回の園遊会でのご夫妻の姿を見て、「本当に波乱万丈な人生だっただろうな」と、改めて彼女のこれまでの歩みに思いを馳せる声も聞かれました。
80年代アイドル、佐野量子夫妻も出席──同世代の輝き
今回の秋の園遊会には、菊池桃子さん夫妻の他にも、競馬騎手の武豊さんと妻の佐野量子さん夫妻も出席されました。1995年に武豊さんと結婚して以来、佐野量子さんが公の場に姿を見せることはほとんどありませんでしたが、この日は和装で園遊会に参加。その姿を見たネットユーザーからは「久々に見た」「相変わらず可愛らしい」といった喜びの声があがりました。
興味深いことに、菊池桃子さんと佐野量子さんはともに1968年生まれの57歳で同い年です。80年代のアイドルとして一時代を駆け抜け、それぞれの人生を歩んできたお二人が、秋晴れの園遊会で輝かしい姿を見せたことは、多くの人々に感慨深い印象を与えたことでしょう。長年の経験と実績を積み重ね、公私ともに充実した今を迎え、まさに暖かい秋の光が差し込んでいるかのようです。
参考文献
- 菊池桃子さんの公式Instagram (参照日:202X年10月30日)
- Yahoo!ニュース: 「菊池桃子、夫・新原浩朗氏の“モーニング”にネット民騒然「お腹が出てる?」「なんとかならんのか」」(J-PRIME 202X年10月30日掲載)
 
					




