近年、VTuber業界を牽引するホロライブプロダクションから、人気タレントの卒業が相次いでいます。この状況を受け、運営会社カバー株式会社のCEOである谷郷元昭氏（YAGOO）が自身のX(旧Twitter)でコメントを発表しました。果たして、ホロライブに何が起きているのでしょうか？この記事では、YAGOO氏のコメントを紐解きながら、ホロライブの現状と今後の展望を探ります。
ホロライブ、半年で5名の卒業発表…ファンに衝撃走る
2024年8月の湊あくあさんを皮切りに、ワトソン・アメリアさん、セレス・ファウナさん、沙花叉クロヱさん、そして直近では紫咲シオンさんと、わずか半年で5名のタレントが卒業を発表。VTuber界隈のみならず、多くのファンに衝撃を与えています。
ホロライブCEO谷郷元昭氏
YAGOO氏、卒業ラッシュに言及「寂しさを感じています」
YAGOO氏は、相次ぐ卒業発表を受け、「皆さまにご心配をおかけしていることを真摯に受け止めております。私たちもタレントの旅立ちを見送るたびに、皆さまと同じように寂しさを感じています」とコメント。ファンと同様に、運営側も卒業を惜しむ心情を吐露しました。
カバー社のサポート体制と課題：更なる改善を目指す
YAGOO氏は、カバー社として、タレントが安心して活動に専念できるよう、hololive EXPOや3Dライブ、企業タイアップ、音楽制作のサポートなど、多方面からの支援体制を整えていることを説明。しかしながら、「まだまだ行き届いていない面もあり、私自身もタレントと直接対話する機会を設け、改善に向けた取り組みを進めています」と、現状の課題も認識していることを明らかにしました。VTuber業界の成長に伴い、タレントへのサポート体制も変化していく必要性があると言えるでしょう。例えば、VTuber専門のメンタルヘルスサポートや、キャリア形成支援なども重要になってくると考えられます。
VTuber評論家の山田太郎氏（仮名）は、「VTuberという新しい職業において、タレントの活動を多角的にサポートする体制の構築は急務と言えるでしょう。特に、精神的なケアや将来設計への支援は、長期的な活躍を支える上で不可欠です。」と指摘しています。
今後のホロライブ：更なる進化への挑戦
YAGOO氏は最後に、「これからもタレントとファンの皆さまが共に笑顔でいられるよう、全力を尽くしてまいります。引き続きの応援どうぞよろしくお願いいたします」と締めくくり、今後の活動への決意を新たにしました。卒業は悲しい出来事ですが、一方で新たな才能の発掘や育成にも力を入れていく姿勢が伺えます。
VTuberグループ「ホロライブ」
ホロライブは、今後も新たな挑戦を続けながら、VTuber業界の未来を切り開いていくことでしょう。ファンとしては、温かく見守りながら、共に成長していく過程を楽しみたいですね。
