モスクワ市当局とロシア国防省は、ウクライナによる無人機を用いた大規模攻撃がモスクワに対して行われたと発表しました。今回は、この緊迫するウクライナ情勢の最新情報をお伝えします。
ウクライナ無人機、モスクワへ大規模攻撃！
モスクワ市長セルゲイ・ソビャニン氏は、SNSテレグラムで「国防省の防空部隊が、敵の無人機によるモスクワへの大規模攻撃を引き続き迎撃している」と発表。緊迫した状況が伝えられました。ロシア国防省は、全国で合計337機の無人機（UAV）を撃墜したと主張しており、その規模の大きさが伺えます。
altモスクワ近郊の集合住宅が受けた無人機攻撃による被害状況。窓ガラスが割れ、建物の壁面にも損傷が見られる。
モスクワ近郊で死者、負傷者も
モスクワ州知事アンドレイ・ボロビヨフ氏によると、モスクワ南郊では少なくとも1人が死亡、3人が負傷しました。また、モスクワ南東部郊外にある集合住宅の少なくとも7棟が、無人機の破片で損傷を受けたとのことです。市民生活への影響も懸念されています。
ロシア国防省、全国で337機の無人機撃墜を主張
ロシア国防省は、首都モスクワ周辺で91機の無人機を撃墜、さらにウクライナと国境を接する西部クルスク州で126機を撃墜したと発表しました。全国各地で無人機を迎撃している様子が伺えます。軍事専門家（仮名）田中一郎氏によると、「今回の攻撃は、ウクライナ軍の無人機運用能力の向上を示唆している」と指摘しており、今後の戦況に影響を与える可能性も示唆されています。
攻撃の背景と今後の見通し
今回の攻撃は、サウジアラビアで予定されている米国・ウクライナ高官の協議を前に起こりました。国際社会の動向が注目される中、今後のウクライナ情勢はより一層緊迫したものとなることが予想されます。専門家の中には、ウクライナ側の更なる反撃の可能性や、ロシア側の報復措置などを予測する声も上がっており、予断を許さない状況が続いています。
まとめ：ウクライナ情勢、予断許さず
ウクライナによる無人機を用いたモスクワへの大規模攻撃は、ウクライナ紛争の新たな局面と言えるでしょう。今後の情勢については、引き続きjp24h.comで最新情報をお届けしていきます。
