悠仁さま、宮内庁書陵部をご訪問! 成年皇族としての学びを深める

宮内庁は、秋篠宮家の長男・悠仁さまが3月、宮内庁書陵部をご訪問されたことを発表しました。9月の成年式を控え、皇室の一員としての役割を深めるため、貴重な古典籍や歴史に触れられました。この記事では、悠仁さまのご訪問の様子や、成年皇族としての今後の展望について詳しくお伝えします。

古典籍に触れ、皇室の伝統を学ぶ

悠仁さまが宮内庁書陵部で古文書に触れる様子悠仁さまが宮内庁書陵部で古文書に触れる様子

悠仁さまは、宮内庁書陵部において、皇室に伝わる貴重な古典籍や歴史資料の保存・修復作業を視察されました。書陵部職員の説明に熱心に耳を傾け、古文書に直接手を触れられるなど、日本の歴史と伝統への深い関心を示されました。書陵部は、皇室関連の文書・資料の管理や編修、陵墓の管理を行う重要な部署です。成年皇族として、歌会始などの行事に参加される機会も増えることから、今回のご訪問は大変意義深いものとなりました。

虫食いの古文書修復にもご興味

悠仁さまは、古文書の修復作業の中でも、特に虫食いの修復にご興味を持たれたとのこと。シミやフルホンシバンムシといった、書籍を食害する虫について、専門の事典で調べられるなど、知的好奇心旺盛な一面を覗かせられました。悠仁さまは昆虫研究に強い関心を持たれており、4月からは筑波大学で生物系の学問を専攻される予定です。学業と公務の両立という新たな挑戦を前に、悠仁さまの今後のご活躍が期待されます。

悠仁さまが宮内庁書陵部で古文書の修復作業を見学される様子悠仁さまが宮内庁書陵部で古文書の修復作業を見学される様子

成年会見での抱負と識者の見解

3月3日に行われた記者会見では、悠仁さまは成年皇族としての抱負を問われ、「皇室の一員としての役割をしっかりと果たしていきたい」と述べられました。象徴天皇制や結婚観などについても、落ち着いた様子で質問に答えられました。一部の識者からは、3年前の愛子内親王殿下の成年会見と比較する声も上がっており、国民により親しみやすい姿勢が求められるとの意見も出ています。(参考:週刊新潮 2025年3月13日号)。

未来を見据えて

悠仁さまは、9月の成年式を経て、本格的に公務に携わることになります。学業と並行しながら、皇室の伝統を守り、国民に寄り添う存在として成長していく姿に、多くの期待が寄せられています。