1分以上、執拗に刺し続ける 「事件起こせば知ってもらえる」 高田馬場女性刺殺・警視庁


【写真】女性が刃物で刺された現場付近を調べる警視庁の捜査員

 
 同容疑者は佐藤さんとの金銭トラブルを訴えており、「事件を起こせば佐藤さんが自分に対してしたことを世の中に知ってもらえると思った」との趣旨の供述をしているという。警視庁捜査1課は同容疑者が恨みを募らせていたとみて調べている。

 捜査関係者によると、同容疑者は11日午前9時50分ごろ、1人で歩いていた佐藤さんに向かって横から飛び出すように近づき、その後1分以上にわたり、刃物で刺し続けた。佐藤さんの遺体には上半身を中心に30カ所以上の刺し傷や切り傷があった。

 刃物は刃渡り約13センチのサバイバルナイフのようなもので、同容疑者のリュックサックからは別のナイフ1本も押収された。同容疑者は「2、3カ月前にインターネット通販サイトで購入した」と話しているという。

 同容疑者は2021年12月に配信を視聴したことで佐藤さんと知り合い、22年夏ごろに直接会うようになったとみられる。佐藤さんの求めに応じ、生活費などの名目で計200万円以上を送金したが、返してもらえなかったと説明している。 



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