キム・スヒョン氏、広告起用中止の波紋広がる:中国・台湾企業も追随

キム・スヒョン氏をめぐる広告起用中止の動きが、中国と台湾にも広がっています。本記事では、CUCKOO電子や台湾セブンイレブンなど、各企業の対応と背景にある事情を詳しく解説します。

中国CUCKOO電子、キム・スヒョン氏関連の広報活動全停止を発表

中国の家電メーカー、CUCKOO電子は、キム・スヒョン氏を起用した広告キャンペーンを全面的に停止すると発表しました。同社は中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」で、「中国市場で20年間事業を展開する企業として、社会的責任と消費者の権利を最優先事項と考えている」と説明。今回の決定は、市場の反応を踏まえた迅速な対応であり、ブランド価値を守るための措置だと強調しています。今後、法的手続きも視野に入れているとのことです。

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台湾セブンイレブン、コラボ商品発売を延期

台湾のセブンイレブンも、キム・スヒョン氏とのコラボレーション商品発売を延期しました。中国時報などの台湾メディアによると、当初はキム・スヒョン氏の顔写真が大きく掲載された生鮮食品などを販売する予定でしたが、店頭には並んでいませんでした。また、28~30日に開催される「セブンイレブン高雄桜祭り」へのキム・スヒョン氏の招待も予定されていましたが、出席の可否は不明となっています。

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広告起用中止の背景:故キム・セロン氏との交際疑惑

これらの広告起用中止の背景には、キム・スヒョン氏と故キム・セロン氏との交際疑惑があります。韓国では、この疑惑を受けて、ビューティーブランド「DINTO」が契約解除を発表するなど、各企業が距離を置く動きを見せています。キム・スヒョン氏自身は疑惑を否定しています。

韓流スターの地位に影を落とす事態

ドラマ「星から来たあなた」の大ヒットで、中国でも絶大な人気を誇る韓流スター、キム・スヒョン氏。今回の騒動は、彼のブランドイメージに大きな影響を与える可能性があります。今後の動向に注目が集まっています。