プーチン大統領からトランプ氏へ新たな肖像画贈呈!コロラド州議事堂の肖像画は撤去の事態に

元アメリカ大統領ドナルド・トランプ氏が、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領から新たな肖像画を贈られたことが話題となっています。このニュースが飛び込んできた一方で、コロラド州議事堂に飾られていたトランプ氏の肖像画が撤去されるという出来事も起こり、世間を賑わせています。一体何が起こっているのでしょうか?この記事では、贈呈された肖像画の背景、そしてコロラド州議事堂の肖像画撤去劇の真相に迫ります。

プーチン大統領からの贈り物:新たな肖像画の謎

プーチン大統領からトランプ氏への贈り物は、両国高官によって確認されています。しかし、肝心の肖像画は未だ公開されておらず、その詳細については謎に包まれています。クレムリンの報道官は、この肖像画は「個人的な贈り物」であると述べるにとどまり、更なる情報はプーチン大統領のみが明らかにできるとのこと。一体どんな肖像画なのでしょうか?期待と憶測が飛び交っています。

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トランプ氏の中東担当特使であるスティーヴ・ウィトコフ氏は、ロシア訪問時にこの「美しい肖像画」を受け取り、ワシントンへ運ぶよう依頼されたと明かしています。ウィトコフ氏によれば、作者は「ロシアの著名な芸術家」とのことですが、それ以上の情報は明かされていません。ウィトコフ氏は、トランプ氏がこの贈り物に「明らかに感動していた」とも付け加えています。

コロラド州議事堂の肖像画撤去:トランプ氏の不満爆発

プーチン大統領からの贈り物とは対照的に、コロラド州議事堂に飾られていたトランプ氏の肖像画は、トランプ氏本人によって「本当に最悪」と酷評され、撤去されるという事態に発展しました。

トランプ氏は、自身のソーシャルメディアでこの肖像画を痛烈に批判。「わざとゆがめられており、私がこれまで見たことがないレベルだ」と不満を爆発させました。更に、同じ画家によって描かれたバラク・オバマ前大統領の肖像画と比較し、オバマ氏の肖像画は「素晴らしい」と、珍しく前任者を称賛する場面も見られました。

この肖像画は、2019年にイギリス出身のサラ・ボードマン氏によって描かれたものでした。ボードマン氏は当時、地元紙のインタビューで「常に何らかの形で、大統領に対する怒りがある。それは人間の本性だ」と語っていました。

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コロラド州下院民主党の報道官によると、トランプ氏の批判を受けて、超党派の委員会がこの肖像画の撤去を決定しました。肖像画は「通知があるまで」安全な場所に保管されるということです。

米ロ関係改善の兆し?

プーチン大統領からの肖像画贈呈は、米ロ関係改善の兆しとも言われています。24日には、ウクライナ戦争の終結に向けた取り組みの一環として、アメリカとロシアの代表団がサウジアラビアで会談を行いました。ウィトコフ氏によれば、会談におけるプーチン大統領は「親切」で、昨年のトランプ氏暗殺未遂事件の後、トランプ氏のために祈ったと話したとのことです。

まとめ

プーチン大統領からの肖像画贈呈と、コロラド州議事堂の肖像画撤去という対照的な出来事は、トランプ氏を取り巻く複雑な状況を浮き彫りにしています。今後の米ロ関係、そしてトランプ氏の動向に注目が集まります。