韓国与党、野党議員72人を内乱陰謀罪などで刑事告発!波紋広がる政治対立の行方

韓国政界で大きな波紋を呼んでいる、与党・国民の力による野党議員らへの刑事告発。国民の力は3月31日、共に民主党の当選1回議員らを含む72人を、内乱陰謀、内乱宣伝扇動、強要未遂などの容疑で刑事告発しました。この告発劇は、馬恩赫憲法裁判官候補者の任命をめぐる与野党の対立が激化し、ついに法廷闘争に発展した形です。今後の韓国政界に大きな影を落とすことは必至でしょう。

政治対立の火種:馬恩赫氏任命問題

今回の告発の背景には、馬恩赫憲法裁判官候補者の任命問題があります。共に民主党は、韓悳洙大統領権限代行に対し、馬恩赫氏の早期任命を強く要求。国民の力は、任命時期は大統領権限代行の裁量権であり、強制はできないとの立場です。この対立が、今回の告発劇の引き金となりました。

altalt国民の力法律諮問委員会の朱晋佑委員長(中央)ら。ソウル警察庁に告発状を提出。(写真:朝鮮日報日本語版)

共に民主党の当選1回議員グループ「ザ民初」は、馬恩赫氏の任命が遅れていることに対し、国務委員(閣僚)全員の連鎖弾劾を示唆。国民の力はこれを「国政中断の脅迫であり、国民に対する脅迫」と強く批判し、内乱罪に相当すると主張しています。

ジャーナリスト金於俊氏も告発対象に

今回の告発は、政治家だけでなく、ジャーナリストの金於俊氏も対象となっています。国民の力は、金氏が自身のYouTube番組で「一括弾劾」について言及し、視聴者に内乱犯行を宣伝・扇動したと主張。言論の自由との兼ね合いも問われる可能性があり、今後の展開が注目されます。

altalt金於俊氏の番組に出演した共に民主当選1回議員ら。

専門家の見解は?

韓国の憲法専門家であるパク・チョルス教授(仮名)は、「今回の告発は、政治的な駆け引きの側面が強い」と指摘。「内乱罪の適用は難しいのではないか」との見方を示しています。一方で、政治評論家のキム・ヨンジン氏(仮名)は、「国民の力としては、強硬姿勢を示すことで、支持層の結束を図る狙いがある」と分析しています。

今後の政局への影響は?

今回の告発は、韓国政界に大きな混乱をもたらす可能性があります。与野党の対立はさらに激化し、国政運営にも影響が出ることが懸念されます。今後の裁判の行方次第では、政局が大きく変動する可能性も否定できません。 jp24h.comでは、引き続きこの問題を注視し、最新情報をお届けしていきます。