ウクライナ中南部にミサイル攻撃、１４人死亡…ゼレンスキー氏「ロシアは停戦を望んでいない」

４日、ウクライナ中南部クリビー・リフで、ロシアのミサイル攻撃を受けた住宅地＝ＡＰ

　ロシアの侵略を受けるウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は４日、ＳＮＳへの投稿で、ウクライナ中南部クリビー・リフの住宅地が露軍による弾道ミサイル攻撃を受け、少なくとも子ども６人を含む１４人が死亡したと明らかにした。

　ロイター通信によると、攻撃で５０人以上が負傷した。タス通信によると、露国防省は４日、ウクライナ軍幹部と西側諸国の会合が行われていたクリビー・リフの飲食店を攻撃したと説明した。クリビー・リフはゼレンスキー氏の出身地で、２日も露軍の攻撃によって４人が死亡している。

　ゼレンスキー氏は投稿で、「ロシアは毎日（ウクライナを）攻撃している。ロシアは停戦を望んでいない」と非難。米欧に対し、対露制裁やウクライナへの軍事支援の継続を呼びかけた。