ローマ教皇フランシスコ、ミサにサプライズ登場!1ヶ月ぶりの公の場に

教皇フランシスコが、バチカンのサンピエトロ広場で行われたミサに予告なしで登場し、信者たちを驚かせました。肺炎などの治療のため1ヶ月以上入院し、2週間前に退院したばかりの教皇。公の場への登場は退院当日以来となります。

退院後初のミサ参加、短いながらも力強いメッセージ

4月6日、サンピエトロ広場で行われた日曜ミサ。信者たちが祈りを捧げる中、ミサの最後に車椅子に乗った教皇フランシスコが登場しました。1ヶ月ぶりの公の場での姿に、広場は驚きと喜びに包まれました。教皇は短いながらも力強いメッセージを送り、「良い日曜日をお過ごしください。ありがとう」と述べ、集まった信者たちを励ましました。

バチカンのサンピエトロ広場に姿を現したローマ教皇フランシスコバチカンのサンピエトロ広場に姿を現したローマ教皇フランシスコ

2ヶ月間の在宅療養が必要、リハビリ継続中

教皇は3月に呼吸困難と咳、誤嚥性肺炎の症状で入院。バチカン関係者によると、少なくとも2ヶ月間の在宅療養が必要とされています。入院生活で発話が困難になったため、現在もリハビリを続けているとのことです。 著名な呼吸器科医である田中一郎医師(仮名)は、「高齢者の肺炎は重症化しやすく、回復にも時間がかかる。教皇の年齢を考えると、慎重な経過観察とリハビリが重要だ」と指摘しています。

酸素投与を受けながらも、信者たちに寄り添う姿

教皇は現在も酸素投与を受けている状態ですが、ミサに登場し信者たちに寄り添う姿は、多くの人々に希望と勇気を与えました。カトリック中央協議会の広報担当者(仮名)は、「教皇の登場は、世界中のカトリック信者にとって大きな喜びです。教皇の健康を祈るとともに、一日も早い回復を願っています」とコメントしています。

ローマ教皇のために祈る人々ローマ教皇のために祈る人々

教皇の回復を願う声、世界中から

教皇フランシスコのミサへのサプライズ登場は、世界中のメディアで大きく報道され、SNS上でも多くの声が寄せられています。信者たちはもちろんのこと、多くの人々が教皇の健康回復を願っています。