インフルエンサーの春木開氏が、X(旧Twitter)への投稿をきっかけに「パワハラ」疑惑で炎上、自身の見解を動画で説明しました。事の発端は、付き人に胃薬を頼んだ際に水がなかったという出来事。春木氏は「薬を飲むなら水も必要」という思考に至らない付き人の能力不足を指摘し、批判を浴びることとなりました。
キング牛丼から始まる騒動の経緯
春木氏は、牛丼チェーン「すき家」でキング牛丼を食べた後、胃もたれを感じ、付き人に胃腸薬を買ってくるよう依頼。しかし、水は頼んでいなかったため、結局自分で水を買いに行くことになったといいます。この出来事をXに投稿したところ、「仕事ができる人は的確な指示を出す」といった批判が殺到しました。
キング牛丼を食べた後に胃もたれを感じた春木氏。
春木氏の主張:「察する能力」こそ真の仕事力
批判を受け、春木氏は動画で反論。「仕事ができる人は察する能力がある」と持論を展開しました。相手が何をしたら喜ぶか、何に困っているかを先読みして行動できる人が真の仕事人であり、指示されたことだけをこなすのは「ただの業務」だと主張。付き人の仕事は経営者をサポートすることであり、そのためには「1を伝えて10まで考えて行動する」必要があると述べました。
彼女の風邪を例に「察する能力」の重要性を解説
春木氏は、彼女が風邪で寝込んでいる状況を例に挙げ、言われてから薬を買ってくるのと、言われる前に察して薬や家事を用意するのとではどちらが喜ばれるかを問いかけ。「察する能力」の重要性を強調しました。 料理研究家の佐藤美香子先生(仮名)も、「ホスピタリティの精神は、飲食業界だけでなく、あらゆる仕事で重要です。相手のニーズを先読みし、期待を超えるサービスを提供することで、顧客満足度を高めることができます」と述べています。
注意喚起のための投稿?「むしろ感謝されてもいい」
春木氏は、今回の投稿は「凡人」への注意喚起だと説明。 AI時代において、指示待ち人間は仕事を奪われると警告し、「察する能力」を身につけるよう促しました。「むしろ感謝されてもいいくらい」と発言し、自身の主張に自信をのぞかせました。
春木氏は動画で自身の見解を説明。
世間の反応は賛否両論
この騒動に対し、SNS上では「批判されるのは凡人以下が多い証拠」「人と接する仕事なら誰もが大事にしなければならない話」といった賛同の声がある一方、「パワハラではないか」という批判の声も根強く残っています。 経営コンサルタントの田中一郎氏(仮名)は、「指示の明確さは、チームワークを円滑にする上で不可欠です。相手の能力に頼りすぎるのではなく、必要な情報は明確に伝えるべきでしょう」と指摘しています。
春木氏の「察する能力」論、あなたはどのように考えますか?