近年、タトゥーはファッションの一部として若い世代を中心に人気を集めていますが、一方で、将来的な就職や社会生活への影響を懸念する声も少なくありません。そんな中、韓国の人気ユーチューバー、チョドゥパルさんが両腕のタトゥー除去を決意し、その過程をYouTubeで公開。大きな反響を呼んでいます。
タトゥー除去を決意した背景とは？
チョドゥパルさんは、アフリカTV出身の登録者数41万人超えの人気ユーチューバー。彼女は動画の中で、「タトゥーを入れてから4年ほど経ちますが、強く見せたいという気持ちで入れてしまったことを後悔しています。遅いかもしれませんが、消そうと思います」と、除去を決意した理由を語っています。 若気の至りで入れてしまったタトゥーが、今では彼女の心に重荷となっていたようです。結婚、出産を経て、人生の転機を迎えたことで、心境の変化があったのかもしれません。子育て中の母親として、子どもに与える影響も考慮した決断だったのではないでしょうか。
タトゥー除去前のチョドゥパルさんの腕
想像を絶する痛み！タトゥー除去施術のリアル
動画では、初めてのタトゥー除去施術の様子が詳細に公開されています。腕全体に麻酔クリームを塗ってから施術が始まりますが、施術直後のチョドゥパルさんは、「まさかこんなに痛いとは。今まで経験したどんな手術よりも痛い。片腕全体が地獄のように痛い。もう本当に死にそう」と、想像を絶する痛みを訴えています。 タトゥー除去は、レーザーで色素を破壊していく施術で、痛みを伴うことが知られています。彼女の言葉からは、その痛みの激しさが伝わってきます。美容皮膚科の専門医、加藤先生（仮名）によると、「タトゥー除去の痛みは、レーザーの種類や照射範囲、個人の痛みの感じ方によって大きく異なります。麻酔クリームを使用しても、完全に痛みを取り除くことは難しい場合もあります」とのことです。
施術後の経過は？
帰宅後も痛みは続き、痛み止めを服用したというチョドゥパルさん。しかし、翌日には「少し腫れてはいるものの、痛みはほとんどなくなった。腕も普通に曲がるようになった」と報告しています。 回復の早さには個人差がありますが、彼女の動画を見る限り、施術後のダウンタイムは比較的短いようです。 ただし、タトゥーの色素が濃い場合や、除去範囲が広い場合は、複数回の施術が必要となる場合もあります。
共感と応援の声多数！
3歳年上の夫と結婚し、2022年には第一子となる男の子を出産したチョドゥパルさん。タトゥーに対する後悔とやり直しへの決意を率直に語った彼女の動画には、多くの視聴者から共感と応援の声が寄せられています。「勇気を出して公開してくれてありがとう」「私も同じ経験があるから気持ちがわかる」「応援しています！」といったコメントが多数寄せられており、彼女の決断に共感する人は少なくないようです。 タトゥーは一度入れると簡単には消せないため、安易な気持ちで入れるべきではありません。チョドゥパルさんの動画は、タトゥーを入れる前に、将来のことをよく考えて決断することの大切さを改めて教えてくれます。
