フジテレビの元社員に対するセクハラ疑惑が報じられた石橋貴明氏。食道がん公表による活動休止直後の報道に、世間は驚きを隠せない。盟友・木梨憲武氏との「とんねるず」の今後についても、不安の声が広がっている。jp24h.comでは、この騒動の背景や今後の展望について詳しく解説する。
石橋貴明氏のセクハラ疑惑とは?
フジテレビの第三者委員会が公表した調査報告書の中で、「有力な番組出演者」によるセクハラ行為が記載されていた。後に「文春オンライン」によって、この人物が石橋貴明氏であると報じられた。疑惑の内容は、10年以上前の飲み会で女性社員に対し、下半身を露出したというものだ。石橋氏側は病気療養準備を理由に、委員会からのヒアリング要請を断ったとされている。
石橋貴明氏
番組制作現場での石橋氏の振る舞い
今回の報道を受け、かつて石橋氏と共に仕事をしたフジテレビ関係者からは、過去の言動に関する証言が相次いでいる。番組制作スタッフは、石橋氏がスタッフに対して高圧的な態度をとっていたと語り、「やっと表に出たか」と胸の内を明かした。帝京高校野球部出身の石橋氏は、ミスをしたスタッフに「テメエ、坊主になってこい!」と恫喝し、実際にバリカンで坊主にさせたこともあったという。当時の港浩一前社長(当時演出担当)も、石橋氏の言動を黙認していたとされている。
また、別の女性スタッフは、石橋氏から特定のタレントや女優を番組に呼ぶよう頻繁にリクエストされ、叶わない場合は激怒されたと証言。さらに、ゲスト出演したアイドルに石橋氏が執心し、連絡先を聞くよう指示されたこともあったという。
とんねるずの現在と未来
全盛期には数々のレギュラー番組を持ち、高額なギャラを得ていたとんねるず。近年はYouTubeなどネットでの活動が中心となっていたが、2024年11月には29年ぶりのライブを日本武道館で開催し、1万8000人を動員するなど、健在ぶりを見せていた。
食道がん公表後、相方の木梨憲武氏はInstagramで石橋氏へのエールを送ると共に、東京ドームでのライブ開催を予告していた。しかし、セクハラ疑惑の報道を受けて木梨氏は沈黙を保っている。本誌の直撃取材に対しても、「自分のインスタかラジオで言いますから!」とだけ答え、真相については明言を避けた。
木梨憲武氏
芸能界への影響
今回の騒動は、芸能界におけるハラスメント問題の根深さを改めて浮き彫りにしたと言えるだろう。「芸能評論家A氏」は、「才能があっても、ハラスメント行為は許されるべきではない。今回の件は、業界全体が改めてハラスメント防止に取り組む必要があることを示している」と指摘する。
まとめ
石橋貴明氏のセクハラ疑惑と食道がん公表は、今後のとんねるずの活動に大きな影を落とすことは間違いない。盟友・木梨憲武氏との関係性、そして芸能界における石橋氏の立場は、今後どのように変化していくのだろうか。jp24h.comでは、引き続きこの件に関する最新情報をお届けしていく。