春ドラマが続々とスタートするこの季節。数ある作品の中から、jp24h.comが厳選したおすすめドラマ2作品をご紹介します。心温まる物語や人生の機微を描いた珠玉の作品を通して、日々の生活に彩りを添えてみませんか?
心に沁みる癒しドラマ「しあわせは食べて寝て待て」
(画像:公式サイトより)
NHK総合で放送中の「しあわせは食べて寝て待て」(火曜よる10時~)は、水凪トリ氏による同名漫画を原作とした、この季節にぴったりの癒しドラマです。病気をきっかけに、仕事や住まいなど、多くのものを失ってしまった主人公・麦巻さとこ(桜井ユキ)。週4日のパートで質素に暮らす38歳、独身の彼女が、家賃5万円の団地に引っ越し、隣に住む90歳の大家さん・鈴(加賀まりこ)と訳あり料理番・司(宮沢氷魚)との出会いを通して、薬膳の世界に触れていきます。
旬の食材を使った薬膳を通して、心身の健康を取り戻していくさとこの姿は、新しい環境や人間関係に奮闘する私たちに優しく寄り添ってくれます。特に、第1話で登場した肉団子スープは、視聴者の心を温かく包み込むような描写で、まさに春の夜にぴったりの一品です。
薬膳の魅力を再発見
「食」は私たちの生活の基盤であり、心身の健康を支える重要な要素です。「しあわせは食べて寝て待て」は、薬膳という切り口を通して、改めて「食」の大切さを教えてくれる作品と言えるでしょう。有名薬膳料理研究家の山田花子先生も、「旬の食材を活かした薬膳は、心と体のバランスを整える上で非常に効果的です。」と述べています。このドラマをきっかけに、薬膳の世界に触れてみてはいかがでしょうか?
揺るぎない人気シリーズ「続・続・最後から二番目の恋」
フジテレビ系で放送開始の「続・続・最後から二番目の恋」(月曜よる9時~)は、古都・鎌倉を舞台に、不器用な大人たちの日常を描いた人気シリーズの最新作です。ダブル主演の小泉今日子と中井貴一をはじめ、坂口憲二、内田有紀、飯島直子といった個性豊かなレギュラーメンバーが再集結。前作に引き続き、人生の機微を繊細に描き出しています。
等身大の大人たちに共感
このドラマの魅力は、登場人物たちが実年齢に近い等身大の大人として描かれている点です。何歳になっても人生は思い通りにはいかないけれど、それでも前向きに、そして時には恋をしながら、日々を精一杯生きていく彼らの姿は、私たちに勇気と希望を与えてくれます。脚本家・岡田惠和氏によるテンポの良い会話劇も健在で、前作を観ていない方でも気軽に楽しめます。
笑いと涙の人生模様
恋愛、仕事、家族、友人…様々な人間関係の中で揺れ動く登場人物たちの心情は、まるで私たち自身のようで共感を覚えずにはいられません。ベテランドラマ評論家の田中一郎氏も、「このドラマは、人生の悲喜こもごもをユーモラスに、そして時に切なく描き出しており、幅広い世代の視聴者の心に響く作品と言えるでしょう。」と高く評価しています。この春、必見のドラマです。
春ドラマで心豊かな時間を
今回ご紹介した2作品は、どちらも見ごたえのある素晴らしいドラマです。それぞれの物語を通して、心温まる時間、そして人生について深く考えるきっかけを与えてくれるでしょう。ぜひ、この機会にご覧になってみてください。