フジテレビは5年連続で大みそかの12月31日に格闘技の祭典「RIZIN」を生中継するが、放送時間が午後6時から同11時45分までと決まった。
「バンタム級タイトルマッチ」で朝倉海(かい)と初防衛戦に挑む予定だった王者・堀口恭司が右膝前十字靭帯の断裂と半月板損傷で全治10カ月と診断され、欠場が発表された。堀口は「申し訳ない」と繰り返し、海も自身のSNS上で「本当に残念で悔しい思いをしているのは堀口選手だと思います。1日も早い回復を祈っています」とエールを送った。
当日は、29日に行われるアメリカの総合格闘技団体ベラトールとの対抗戦の一部模様も放送予定。すでに発表されているスーパーアトム級王者・浜崎朱加vsハム・ソヒ(韓国)のタイトルマッチや、数々の最強伝説を作ったエメリヤーエンコ・ヒョードルの日本でのラストマッチなどのカードが注目されている。
そして、海といえば、愛知・豊橋の路上から一躍トップファイターの仲間入りをした朝倉兄弟の弟だが、兄の朝倉未来(みくる)が今回参戦することも発表された。未来はベラトールとの対抗戦の中でも一番の注目戦となる“大将戦”に出場。ジョン・マカパ(ブラジル)と激突する。
未来は「海と堀口選手の試合がなくなったのを聞いてファンの方々もがっかりしていると思ったので、それを超えるような試合を俺が見せるために出ることにした。俺が一番面白い試合をするので楽しみにしてください」とコメントを寄せた。
(産経デジタル)