立憲民主党の安住淳国対委員長は18日、首相主催の「桜を見る会」の前日に開かれた後援会の立食会に関し、安倍晋三首相が事務所側の費用補填(ほてん)を否定したことについて「(ホテルが)主催するわけはないので首相は(政治資金収支報告書の)記載漏れという違反を犯している」と批判した。国会内で記者団に語った。
安住氏は15日に首相が官邸で行った説明が唐突だったとして、18日午後に野党で対応を協議し、自民党の森山裕国対委員長に会談を申し入れる考えも明らかにした。安住氏は「卑怯(ひきょう)なやり方だ」と主張した上で「首相に国会に来てもらって質疑をすることは非常に重要だ。森山氏に気持ちを伝えたい」と強調した。
また、立食会が行われたホテル側に資料の提供を求める可能性にも言及した。