長きにわたり芸能界の第一線で活躍してきた中居正広氏(53歳)が、芸能界引退を発表してから約1年が経過しました。例年、年末年始は多忙を極め、地元での箱根駅伝応援を恒例としていた彼ですが、2025年は元フジテレビアナウンサーとのトラブル報道により、例年のようにはいかなかったと報じられています。関係者の間では2026年の正月には再会を望む声も上がっていましたが、現在、彼の近況を巡っては、さらに深刻な情報が駆け巡っています。
終わりの見えない壮絶な闘病生活
中居氏は2022年に虫垂炎を患い、長期休養を余儀なくされました。その後の闘病生活は壮絶を極め、虫垂炎に続いて腹膜炎を発症。同時期には「盲腸がん」を患ったとの報道も飛び交いました。病状の詳細は不明な点が多いものの、最終的に大腸の50%を切除する手術を受け、約20kgもの体重減少に見舞われたとされています。
病と疑惑に立ち向かう中居正広氏
一時回復したかに見えた中居氏ですが、実は現在も闘病生活は続いており、ここ最近は体調の「異変」を感じることがあり、一部からは「やはりがんだったのではないか」との懸念も囁かれています。この1年間も体調には大きな波があり、時には精神的に大きく落ち込むこともあったと言います。彼のお腹には複数の痛々しい手術痕が残り、騒動後には家族や長年の恋人が片時も目を離さず身の回りの世話をしていた時期がありましたが、これは彼の精神状態だけでなく、病状への深い気遣いがあったと伝えられています。2025年夏頃には体調不良で関係者との連絡が滞ったとの報道もあり、現在も病魔との闘いは続き、定期的な通院が欠かせない状況です。
「性加害者」の汚名返上へ、社会復帰に向けた執念
病魔と闘いながらも、中居氏が表舞台を去った後も執念を燃やしているのが、「性加害者」という不名誉な汚名を晴らすことです。フジテレビが設置した第三者委員会とのやり取りは現在も膠着状態にあるものの、彼がフジテレビから訴えられる可能性は低いと見られています。
中居氏は2026年の本格的な社会復帰を目指しており、その目標達成のためには「性加害者」の烙印を受け入れることはできないと強く感じています。また、体調に不安を抱える今も、傍らで支え続ける家族や恋人のためにも、「絶対に人権だけは回復したい」という強い思いを抱いていると、別の芸能関係者は明かしています。
関係者のコメントと今後の展望
中居氏の兄は弟の体調について尋ねられると、「ごめんね、ごめんね。何にも話せないんだ」と言葉を濁しました。また、中居氏の代理人に対し、現在の病状、闘病の様子、そして社会復帰に向けた構想などについて問い合わせたところ、「ご質問いただきましたが、お答えすることは差し控えさせていただいております。ご理解のほど、何卒よろしくお願い申し上げます」との回答がありました。
病魔という過酷な現実と、不名誉なレッテルという困難に直面しながらも、中居正広氏は不屈の精神でこれらに抗い続けています。2026年の本格的な社会復帰に向け、彼の今後の動向に注目が集まります。
出典: 女性セブン2026年1月8・15日号





