【動画あり】織田信成氏が浜田美栄コーチをハラスメント行為で提訴



関大元スケート部監督の織田信成氏がハラスメント行為を受けたとして、関大の女性コーチを提訴。会見をする織田氏(左)と弁護士=18日、大阪市内(前川純一郎撮影)
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 フィギュアスケートの2010年バンクーバー冬季五輪男子代表の織田信成(のぶなり)氏(32)が18日、9月に関西大アイススケート部の監督を辞任したのは、関大所属の女性コーチによるハラスメント行為が原因だったとして、同コーチに1100万円の慰謝料などを求め大阪地裁に提訴した。

 訴状によると、コーチは浜田美栄(みえ)氏(60)。同氏は、18年のグランプリファイナルに初出場で優勝した女子の紀平(きひら)梨花選手(17)らの指導者として知られる。

 関大出身の織田氏は平成29年4月にアイススケート部監督に就任。訴状で織田氏は、就任直前の同年3月ごろから指導方法などをめぐり、浜田氏による無視、陰口といったハラスメント行為が始まったと主張。精神的苦痛を受け、監督業を継続することができなくなった、としている。

 織田氏は「フィギュアスケート界の悪弊へ一石を投じる思いで提訴に至った。裁判を通じ事実を明らかにしていきたい」とのコメントを出した。

 関大は今年9月9日に織田氏の監督退任を発表。退任をめぐり、関大は「多忙」を理由としていたが、織田氏は自らのブログで「事実とは違う内容が関大側から発表された」と反論し、主張が食い違っていた。

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